『日本の戦争と宗教 1899-1945』小川原正道 講談社選書メチエ 日本の戦争と宗教 1899-1945 (講談社選書メチエ) 作者:小川原正道 講談社 Amazon 8月なので戦争に関わる本を読んでみようと思った。 戦争と宗教とタイトルにあるが、宗教に関してはいずれかの宗教の中の人の視点から書かれているのではなく、客観的事実が書かれてある。それによりそれぞれの宗教の固有の事情も詳細に書いてありながら、戦争と宗教がどのように相互に絡み合っていくのかの全体像を知ることができる。 びっくりしたのが真宗の記述は本願寺派についてが多くを占めているということ。自分は知らないのだけど、本願寺派はこういう…