小林勇

高杉一郎は『ザメンホフの家族たち』所収の「日中エスペラント交流史の試み」において、国際文化研究所、『国際文化』、夏期外国語大学のエスペラント学級講座の開設が三位一体のようなかたちで、多くの社会主義的、マルクス主義的エスペランティストたちが巣立っていったのではないかと述べ、次のように続けている。これは『スターリン体験』では、言及されていなかったので引いてみる。 このあたらしいエスペラント人口を背景にして、一九三〇年の秋ごろから、武藤丸楠を署名人として、六巻ものの『プロレタリア・エスペラント講座』が出版された。この講座は、中国共産党や中国紅軍、福建ソヴェートを紹介するエスペラントの手紙が読みものと…

時代と流れで覚える! 世界史B用語作者:相田 知史,小林 勇祐文英堂Amazon 歴史の流れを簡単におさらいするのにちょうどよい参考書。見開きで1単元。日本史と合わせても165単元しかない。 新しい仕事が決まったら、休憩時間に読むことになると思う。 仕事を辞めて1週間。離職票が届かないので、失業手当の申請はまだしていない。 最近の生活。 ネットで求人情報を閲覧。結局は派遣のパートとして、同じ施設で働くことになるのかもしれない。 書類の整理や部屋の片付け。気になっていたがずっと放置していたことに、ようやく取りかかる。ただ、根本的な断捨離的整理ではないので、すぐにまた気になり始めるかもしれない。こ…

5.8月 7時に起きて、シャワー。シャンプーがもうなくなっていたのに書い忘れていたので、蓋をあけてひっくり返してトントンしてなんとか絞り出す。コーヒー飲んで日記を更新して、午前中は『ちんぺろ』原稿とにらめっこ。午後から出勤。21歳のフレッシュボーイとコンビ。彼は今どき珍しい、家賃3万台の風呂なしアパートに住んでいて、食費もないので白米に塩をかけて食べている。少し前まで、モデルくんも白米に海苔だけで食べていて、更に上を行く清貧飯。なんか切なくなるけど、そんなわたしも休憩中のごはんはゆで卵2個、なので、なんかほんとに、改めてここは社会の底辺なんやなあと実感した。平和に23時45分まで働いて帰路。夜…

よく「何かやったかな～今日」という反省をすることがある。一日は24時間。かなりの時間があったわけだが、ぼくはなにかしらの行動をできただろうか？ 一日何もやっていないというはずはない。屁理屈を言うと毎秒呼吸はしているわけだし。散歩だってよくする。じゃあ、なんでこんなに物足りないんだろう。 おそらく、「何かやったかな～今日」っていう疑問は、自分の人生をちゃんとできているのかなという問いかけなんだ。 札幌にいたころ、映画監督の小林勇貴氏の話を聞いたことがあった。その中で印象的だったのが、「会社勤めをしていたころ、家に帰ったら自分の人生を取り戻すために夜更かしして映画をむさぼり見ていた」という話だった…

以上、『OUT』(2023：品川ヒロシ)より きょう４月26日は、品川祐(しながわ ひろし)さんの誕生日です。1972年生まれの51歳になりました。おめでとうございます。東京都渋谷区出身。狛江市立狛江第三中学校卒業、東京学園高等学校商業科中退。お笑いコンビ「品川庄司」のボケ担当。よしもとクリエイティブエージェンシー(東京)所属。 品川祐さんの映画最近作は、 2017.07.01『身体を売ったらサヨウナラ』(2017：内田英治)、 2017.07.15『アリーキャット』(2017：榊英雄)、 2017.09.30『亜人』(2017：本広克行)、 2017.10.21 ドキュメンタリー『ワレワレハ…

かつて、その確かな批評眼と明晰な文章力で、世の文筆家に恐れられた文芸評論家がいました。それが谷沢栄一と向井敏です。彼らの書評は文壇や学会の風向きなどにおもねる所が一切なく、くだらない言辞には舌鋒鋭く批判を浴びせかけ、その徹底的な容赦の無さから、世の文筆家たちからは畏怖されるような存在でした。 そんな共通項の多い両人ですが、実は学生時代には同人仲間として、読書会を開いて切磋琢磨する仲だったのだとか。硬派な評論家としてならす彼らが腰を据えて語り合った書評対談が、今回取り上げる『読書巷談 縦横無尽』です。こちらには、1979年から80年にかけて行われた対談が収録されています。ひたすら自分が惚れ込んだ…

以上、『冬薔薇』(2022：阪本順治)より きょう３月28日は、毎熊克哉(まいぐま かつや)さんの誕生日です。1987年生まれの36歳になりました。おめでとうございます。広島県福山市出身。東京フィルムセンタースクールオブアート専門学校(現・東京放送芸術&映画・俳優専門学校)映画監督科コース卒業。芸能事務所VIVITに所属して本名・毎熊克也の名前で俳優活動を開始。2015年６月には芸名を毎熊克哉に改名。現在はアルファエージェンシー所属。 毎熊克哉さんの映画出演作は、 2008.11.22『私は貝になりたい』(2008：福澤克雄)、 2009.01.10『禅 ZEN』(2009：高橋伴明)、 20…

以上、『BAD CITY』(2023：園村健介)より きょう３月15日は、坂口拓(さかぐち たく)さんの誕生日です。1975年生まれの48歳になりました。おめでとうございます。石川県出身。ワーサル所属。2015年以降「TAK∴」「匠馬敏郎」名義で作品参加。 坂口拓さんの映画最近作は、 2008.01.26『魁!!男塾』(2008：坂口拓)、 2008.03.15『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2008：若松孝二)、 2008.10.04『東京残酷警察』(2008：西村喜廣)、 2009.02.28『激情版 エリートヤンキー三郎』(2009：山口雄大)、 2009.05.30『非女子図鑑…

むかしむかしハリウッドでは… クエンティン・タランティーノ監督による1969年のハリウッド。 むかしむかしハリウッドでは… 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』概要 あらすじ 感想 関連サイト 関連記事 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』概要 公開年：（英・米）2019年7月26日、（日本）2019年8月30日 上映時間：161分 監督：クエンティン・タランティーノ あらすじ リック・ダルトンはピークを過ぎたTV俳優。スターへの道が拓けず焦る日々が続いていた。そんな彼を支えるクリフ・ブースは彼に雇われた付き人でスタントマン、親友でもある。エンタテインメント業界に精神を…

話題になっていた本は、ちょっと時間が経過して落ち着きますと図書館でも 予約なしに借りることができるようになります。人気のある本を借りようとしま したら、予約をして、しかも次に待っている人がいると思うと、自分のペースで 読み進めることもできずですので、ちょっと世の中から遅れて動いたほうがよろ しいようです。 先日には、昨年に話題になっていた「文にあたる」という本が、棚にささって いて借りることができました。 校正を業としている著者による、校正をめぐるあれこれです。先日にはTVの プロフェッショナルでも別の校正者の方が取り上げられていましたが、地味で ありますが、とても重要な仕事。（先日のTVのあ…

2023年1月15日、第30期發王戦本戦のトーナメント4・5の試合が開催された。第30期發王戦の詳細については下記を参照。 トーナメント4の卓組は以下の通り。同一のメンツで半荘3回戦を行い、各卓上位2名がトーナメント5に進出となる。トーナメント5でも同様に半荘3回戦を行い、上位2名がベスト16進出となる。 最高位戦道場 浅井堂岐・瀬戸熊直樹・古川健太・山地義昌 忍田幸夫・谷翼・鳥越真仁・小原有人 張敏賢・村上淳・菅原雄太・田内翼 園田賢・松本吉弘・鈴木優・中嶋和正 小宮悠・長谷川来輝・水巻渉・浅井裕介 土田浩翔・河野高志・りんのなお・下口俊 蓮尾知輝・山本惣一朗・杉本瞭太・村中啓太 西嶋千春・…

「中学落第」金子光晴 「劣等生の弁ーの章」色川武大 「青春回顧」吉井勇 「あん時ゃどしゃ降り」加藤剛 「花嫁」石垣りん 「娘の嫁入り支度」重兼芳子 「貧困の中で結婚する」水木しげる 「結婚記念写真」増田れい子 「一人息子に嫁がくる」林京子 「長女の誕生」海老名香葉子 「風呂屋と質屋」米倉斉加年 「貸家探し」林芙美子 「孫のはなし」宮尾登美子 「敬老の日に」江國滋 「還暦反逆」久保田万太郎 「思ひ出す事など 抄」夏目漱石 「遺言」小林勇 「最後の顔そり」壽岳章子 「妹の死」中勘助 「通夜の客」塩野七生 「葬儀記」芥川龍之介