「農村暮らし」「田舎暮らし」とともに記憶される生活形態だが、 どうしても高低差の大きな地域で暮らすことになるので、50ccの 原付自転車くらいは必要になり、収入源も限られるため、過酷な生活 形態である。それこそ「仙人」になる覚悟が必要である。
なお、IT技術などのスキルのある人は、この限りではなく、快適な 山暮らしが送れることであろう。
浅間牧場からの浅間山(2025.6.4) 前回ブログで6月になったのに寒いと記したばかりです。実際、山小屋では昨日まで4晩続けて薪ストーブを炊きました。昨夜の冷たい雨が上がり、今日は久々にたっぷりの日差しで日中20℃超くらいまで気温が上がりました。いよいよ夏到来!という感じです。それでも地元の方の話だと「7月でもストーブ炊く日はたまにあるよ。炊かないのは8月、9月くらいかね。」とのこと。湿度も上がってきて薪も湿気りがち。やっぱり灯油ストーブは用意しておいた方が良さそうです。 久々の暖かい日差しに誘われて浅間牧場に出かけました。ダイナミックな浅間山の足元を彩るのはレンゲツツジ。鮮やかな朱色と緑の…
標高1,000mの浅間山北麓は6月に入ったのにまだ寒い。夜は10℃以下になる日もしばしば。一昨日はたまたま息子の来るタイミングと重なったので父子二人でBBQした。先日のBBQがいい感じだったので、味を占めたってところだ。肌寒かったのでまだ明るいうちから始めた。BBQのいいところとして炭火を炊くので暖も取れるのがいい。途中、山小屋でのノウハウを教えてくれということで、薪割りを伝授(と言うほどのものではないが)。さすが若いだけあってコツを掴むのが早くてどんどん割ってゆく。体を動かして温まったところで、先日の客人からいただいたお酒と共に、地ものの肉と野菜をたらふく食べました。酔っ払ってきたところで、…
2025年5月下旬、リビングからの様子 標高1,000mの浅間山北麓の5月は日一日と緑が濃くなり、季節が駆け足で進む。朝早くから夕方陽が暮れるまで、鳥たちは木々の間で囀り続ける。そんな林の中で短いですが初めて即興演奏をしてみました。 さて、キクイムシの続報。前回、ナラの木を玉切りしたらキクイムシが群がっていたという話ですが、1週間後、見てみるとやはりやられまくっていました。こんなスピードで穴を開けられたらどうなっちゃうんだろうと心配です。小さな穴がいっぱい。もちろんキクイムシも相変わらず群がっていました。前にブログで書いた山小屋必携のフマキラーの「お庭の虫キラー」、殺虫効果の中にキクイムシは書…
2025年5月中旬のリビングからの様子 ここ標高約1000mの浅間山北麓は、南関東と比べるとひと月くらい春の訪れが遅い。GWでようやく桜が咲き、山の木々が目覚め始める。ここからは季節は駆け足で進む。5月中旬、日中は天気が良ければ20℃くらいまでになるので日差しがあれば半袖でもいけるが、朝晩はまだまだ冷え込む日が多く10℃を下回ることもしばしば。まだ高木は茂るには早く、地面にも陽が届く。貴重な陽を受けて灌木は一所懸命に枝葉を伸ばし、林は明るい緑に覆われる。柳の綿毛だろうか?まるで粉雪が舞うように木々の間を巡っている。道沿いにぽっと温かい色を添えているのは躑躅(ツツジ)や石楠花(シャクナゲ)。虫た…
2025年GW前半のリビングからの林の様子 標高千メートル浅間山北麓では今年4/1に降った雪が多分この冬最後の積雪となりました。その後、雪が溶けて、木々の枝先が芽吹き始め、周囲は春の気配に満たされてきました。それでも4月になっても積もらないまでも雪はときどき降ってます。GW中も4/29と5/2には山小屋周辺は雨でしたが、浅間山には消えそうになってた冠雪が復活。数日でまた消えてしまいましたが。 山小屋の周りの雪がなくなってもしばらくはぬかるんでいて外で作業する気になれなかったのだけど、ようやく乾いてきたので、暖かい日差しを受けながら久しぶりにテラス前に積み重ねてある丸太の玉切りをしました。プロテ…
4月中旬のリビングからの様子 4月1日にこの冬最後のまとまった雪が降りましたが、牡丹雪で相当水気が多そう。気温も0℃前後でそれほど冷え込まない。中旬にはすっかり解けてしまいました。浅間山の残雪も急激に減ってきてます。もう春の足音が聞こえてきたとはいえまだまだ朝晩暖房なしはきつい。この冬乗り切るだけの薪しか譲ってもらってなかったので、少し薪の残量が心許なくなってきた。いざという時のために近所の薪販売所をチェック。試しに少し買ってみた。また飲み屋で知り合ったとても気の良い愉快なN氏から木端(こっぱ)をいただけることに。楽しくてつい痛飲してしまい、翌朝ちょっと辛かったが木端を荷室一杯分いただいてきま…
リビングからの様子 左)2025年2月下旬 右)2025年3月上旬 寒さでいえば1月〜2月がやっぱり寒さの底。日中でも陽射しがないと外気温は0℃くらいまでしか上がらず、日が暮れるとすぐ氷点下、夜の外気温は−10℃以下も珍しくない。ここ浅間山北麓は冬季の積雪はそれほどでもないですが、一度雪が降るとなかなか解けない。それでも2月下旬になってくると林の中の雪もだいぶ減ってきた。夜も低くて−2℃くらい。日中は10℃くらいまで上がるようになった。3月上旬にまたどっさり降りました。あっという間に雪国に戻ってしまいました。多分この冬一番の積雪になったんじゃないかと思います。一晩で30cmくらい。そういえば一…
鎌原からの浅間山雪景色(2025年2月) ここ標高約1000mの浅間山北麓の冬は寒いですが雪はそれほど降りません。地元の方の話によると北側の志賀高原、四阿山、草津白根山が遮ってくれているのだそう。1月初めにこの冬最初の本格的な降雪がありましたが、2月に入っても積雪は少ないです。出歩くにもほとんど支障ない。落葉した林には薄く雪が残り、日中低い日差しがいっぱい入り込んでとても明るい。それは夜も同じで、月が満ちていれば月明かりで手元にライトがなくても十分明るい。 左から)雪灯の小径・雪灯に浮かぶ我が家・この冬最長のツララ 上の写真は月夜の我が家に向かう林の中の小径。スマホでも充分撮れる明るさ。夏の林…
初期消火は大事! 最近山林火災が増えています、困ったものです 街にいるとニュースのひとつにすぎませんが それなりに心配ですね 山に人がいない! 今は昔、山村には人々がいて森を守っていました 良くも悪くも集落で警戒し合い、火に対して監視していました いわゆる「消防団」なる組織もあり、若い衆が頑張ります 山暮らしは基本自給自足で、燃料は「火・木材」です 土地改良の為に「草」も燃やします 火の大切さを知っていると同時に火の怖さも知っています だけれども、少人数では守り切れません いわゆる「初期消火」が遅れます! 村人同士の連携が機能しなくなっています よって、遠くの消防に頼ることになります 結果「時…
左)12月下旬リビングからの林の様子 右)軽井沢スノーパークのゲレンデからの浅間山 浅間山北麓、12月の下旬になりましたがまだ積雪はありません。すっかり葉を落とした林では冬の日差しが地面まで届き、降り積もった枯葉が輝いているかのようです。 それでもスキー場の今シーズンの営業は始まっていました。近くにある軽井沢スノーパークに行ってみるとまだ滑走できるゲレンデは初心者コース1.5本しかありませんでした。まあでも普段から運動不足で久し振りのスキーなので、リハビリと思って滑ってきました。ゲレンデから思いの外、綺麗に浅間山が見えたのでちょっと得した気分になりました。 翌日もよく晴れたのでいつもの浅間牧場…