「農村暮らし」「田舎暮らし」とともに記憶される生活形態だが、 どうしても高低差の大きな地域で暮らすことになるので、50ccの 原付自転車くらいは必要になり、収入源も限られるため、過酷な生活 形態である。それこそ「仙人」になる覚悟が必要である。
なお、IT技術などのスキルのある人は、この限りではなく、快適な 山暮らしが送れることであろう。
4月中旬のリビングからの様子 4月1日にこの冬最後のまとまった雪が降りましたが、牡丹雪で相当水気が多そう。気温も0℃前後でそれほど冷え込まない。中旬にはすっかり解けてしまいました。浅間山の残雪も急激に減ってきてます。もう春の足音が聞こえてきたとはいえまだまだ朝晩暖房なしはきつい。この冬乗り切るだけの薪しか譲ってもらってなかったので、少し薪の残量が心許なくなってきた。いざという時のために近所の薪販売所をチェック。試しに少し買ってみた。また飲み屋で知り合ったとても気の良い愉快なN氏から木端(こっぱ)をいただけることに。楽しくてつい痛飲してしまい、翌朝ちょっと辛かったが木端を荷室一杯分いただいてきま…
リビングからの様子 左)2025年2月下旬 右)2025年3月上旬 寒さでいえば1月〜2月がやっぱり寒さの底。日中でも陽射しがないと外気温は0℃くらいまでしか上がらず、日が暮れるとすぐ氷点下、夜の外気温は−10℃以下も珍しくない。ここ浅間山北麓は冬季の積雪はそれほどでもないですが、一度雪が降るとなかなか解けない。それでも2月下旬になってくると林の中の雪もだいぶ減ってきた。夜も低くて−2℃くらい。日中は10℃くらいまで上がるようになった。3月上旬にまたどっさり降りました。あっという間に雪国に戻ってしまいました。多分この冬一番の積雪になったんじゃないかと思います。一晩で30cmくらい。そういえば一…
鎌原からの浅間山雪景色(2025年2月) ここ標高約1000mの浅間山北麓の冬は寒いですが雪はそれほど降りません。地元の方の話によると北側の志賀高原、四阿山、草津白根山が遮ってくれているのだそう。1月初めにこの冬最初の本格的な降雪がありましたが、2月に入っても積雪は少ないです。出歩くにもほとんど支障ない。落葉した林には薄く雪が残り、日中低い日差しがいっぱい入り込んでとても明るい。それは夜も同じで、月が満ちていれば月明かりで手元にライトがなくても十分明るい。 左から)雪灯の小径・雪灯に浮かぶ我が家・この冬最長のツララ 上の写真は月夜の我が家に向かう林の中の小径。スマホでも充分撮れる明るさ。夏の林…
初期消火は大事! 最近山林火災が増えています、困ったものです 街にいるとニュースのひとつにすぎませんが それなりに心配ですね 山に人がいない! 今は昔、山村には人々がいて森を守っていました 良くも悪くも集落で警戒し合い、火に対して監視していました いわゆる「消防団」なる組織もあり、若い衆が頑張ります 山暮らしは基本自給自足で、燃料は「火・木材」です 土地改良の為に「草」も燃やします 火の大切さを知っていると同時に火の怖さも知っています だけれども、少人数では守り切れません いわゆる「初期消火」が遅れます! 村人同士の連携が機能しなくなっています よって、遠くの消防に頼ることになります 結果「時…
左)12月下旬リビングからの林の様子 右)軽井沢スノーパークのゲレンデからの浅間山 浅間山北麓、12月の下旬になりましたがまだ積雪はありません。すっかり葉を落とした林では冬の日差しが地面まで届き、降り積もった枯葉が輝いているかのようです。 それでもスキー場の今シーズンの営業は始まっていました。近くにある軽井沢スノーパークに行ってみるとまだ滑走できるゲレンデは初心者コース1.5本しかありませんでした。まあでも普段から運動不足で久し振りのスキーなので、リハビリと思って滑ってきました。ゲレンデから思いの外、綺麗に浅間山が見えたのでちょっと得した気分になりました。 翌日もよく晴れたのでいつもの浅間牧場…
11月に入ると朝晩冷え込むようになる、薪ストーブが欠かせない 2024年12月初旬のリビングの窓からの様子 夕刻、山小屋に到着するとまずは上水の開栓をして各蛇口をそろりと開けて空気抜きをする。カーテンを開けて残り少なくなった外の明かりを家の中へ。そして、薪ストーブの点火(毎度帰る際には一晩分の薪を室内に入れておく)。そうして山小屋の時間が始まる。 薪ストーブの着火はまだまだ不慣れで火力が安定するまでに時間がかかる。それに家が冷え切っていると(そもそも薪ストーブがめちゃ冷たい!)燃しても燃してもなかなか温まらない。最初の写真、薪ストーブに鍋をかけて初めて料理をしてみましたが、全然煮えない… これ…
2024年10月下旬のリビングの窓からの山林 10月下旬、山小屋に到着したのは夕方。薄暗くなってきた玄関を開けると、三和土が黒い!一瞬背筋がゾワっとしました。ここから後は苦手な人もいることと思います。ちょっと覗いてダメと思ったら今回のブログはスキップしてくださいね。 一瞬なんだかわからなかったのですが、よく見ると全て体長1cmほどの小さなカマドウマ(足の長さを入れると2cmくらい)。いわゆる便所コオロギと呼ばれているヤツ。もう何匹いるかわからないほど。箒で外に掃き出しました。もちろん、三和土だけではなくて室内にも、床や壁、トイレ、風呂場、それに食器の中にも、空になって立てて置きっぱなしになって…
2024年10月中旬のリビングの窓からの山林 10月になると朝晩少し冷え込むこともしばしば。竣工時にはまだ使うこともなかったので、必要になってから取説を受けましょう、ということになって、10月中旬に床暖房と薪ストーブの取説を受けに浅間山北麓の山荘へ。 ふむふむ、室内は除湿器の効果が出てその後、カビの発生はなさそう。室外は相変わらずの湿気。そしてあちらこちらにキノコ、きのこ、茸、🍄 近づくとほんのり芳しいキノコもあって食欲をそそります。しかし、生憎キノコには明るくなく、近所の方にも「キノコだけは素人は手を出すな」とご忠告いただき、写真に収めるだけにしました。こんなに沢山のキノコですが11月には綺…
2024年9月のリビングの窓からの山林 2024年9月、浅間山北麓の山林に囲まれた山暮らしが始まりました。家に大枚叩いたので質素に生活しようと、食器は実家で使ってなかったものを運び込みました。薪作りに使う大鋸、斧と木槌、枝打ちに使う鉈や剪定鋏なども実家の物置や納戸から引っ張り出しました。布団カバー、スリッパ、小さなフロアマット、膝掛けなどは知り合いのS先生からの山小屋完成のお祝い品(実は最初はえ?って感じの柄だと思いましたが、思いの外今では馴染んで、とてもありがたく使わせてもらってます!)。食事もなるたけ自炊で、とはいえsaci perereは情けないことに料理はほとんどやってきていません。下…
5月末に上棟、そこから床を貼り、壁を立てて断熱材を詰め、窓枠が入り、配線工事、階段を作って…7月初旬に現地を訪ねてみると、すっかり家らしくなってきました。この家には電気と上水は敷地側まで来ていたので簡単に引き込めたけど、下水管は無い。その場合、群馬県では小型簡易合併浄化槽の設置が義務付けられていて、6月の内に家の脇に埋め込められていた。し尿と生活雑排水を浄化する設備で、基本的に【嫌気ろ床槽】→【曝気槽】→【沈殿槽】→【浄化水を地下に浸透】というフローになっています。嫌気性微生物と好気性微生物の力を利用して有機成分を分解して、汚泥を沈殿させた上澄を浸透排水する。石鹸や洗剤など何か使用制限はないの…