癌で闘病中の父親とコロナで会えないので 父への手紙を書いたことをきっかけに 私の中であふれてきた思い出を記録として書いている。 実家は普通のサラリーマンの一家だった。 小学校3、4年の夏休みには 淡路島の親戚の家に、1週間ほど遊びに行った。 酒屋さんをしながらの、兼業農家だった。 アイスクリームの冷凍庫も店にあって 「店からアイスとってきぃ」 とおばちゃんに言われて 店の冷蔵庫からアイスを取るのが、すごく嬉しかった。 小学生の私にとっては、夢のような環境だった。 そのお家は、朝4時頃から畑に行って収穫をして水をやる その日食べる野菜も取ってくる。 スイカもたくさんあった。 おじちゃんは、スイカ…