俳句と同じく、五七五で詠む短詩。季語は含まなくても良く、諧謔・風刺・機知が目的である。 時事ニュースなどを取り込むと川柳らしくなる。風刺などを得意とする。 なお、歴史的には江戸期の前句付けから発生している。(五七五七七の「七七」を先に詠んで、それにうまく合わせた「五七五」を前句としてつけた。後に、前句のみが独立して川柳となった。) 「川柳」の名前は、この前句付けの名点者・柄井川柳から由来している。
お金がないときにお金の要る話 (笑いのある川柳 鮎川弘子選・佳作 藤井智史選・佳作) 落ち椿くびの重さに逆らわず (ベスト川柳 長川哲夫選・佳作) AIがそばにいますと慰める (全国誌上句会「雑詠」橋倉久美子選・佳作) くいしばる重みに耐える歯の苦悩 (マガジンクラブ誌上句会「歯」原雄一郎選・70秀 三好聖水選・70秀) 歯ブラシを並べ家族になりました (マガジンクラブ誌上句会「歯」三好聖水選・70秀) 読めぬから魅かれるモナリザの微笑 (川柳弥生賞「読」青砥たかこ選・人)
<せんりゅう広場 富岳抄>「喪失」 愛犬のいない暮らしにまだ慣れぬ ただいまと静かな部屋に呼びかける うめられぬさびしさせめて花を買う 愛犬と歩いた四季の散歩みち <5月句会>「愛着」(増田信一選) シワやシミ増えても親がくれた顔「洗う」(蒼井 環選) 洗ったらきれいな白い猫でした 肝臓を丸洗いする休肝日 「朝ご飯」(佐野由利子選) 休日はちょっと優雅な朝ごはん 朝ごはん抜きではできぬいい仕事(人位)「自由吟」(互選) 来年を生きていたらの予定表(9票)
なんにもしてないのに汗が吹き出てくる。水分摂り過ぎかなと心配になってくるほど。
あんた誰? 選挙ポスター修正が問題ないのが不思議・・・
今日はサラダ記念日だそうです。 「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日 ご存知俵万智さんの短歌ですが、これのお陰でサラダ記念日なるものが制定されました。制定と言ってもどんな権威ある組織が制定したのかまでは知りませんけど。
こんにちは、むさしです。 このブログをご訪問頂きありがとうございます。 奈良天川村:「みたらい渓谷」にて シルバー川柳で笑ってしまうものが幾つかあったので書き出してみました。 「歩幅減り 歩数が増えた 万歩計」 自分にも当てはまりそうです! 結構歩いていると思っていたら歩幅が減っている現実を忘れていました。 歩いた距離で運動量を確認しておかないとだめですね。 「犬猫に マイクロチップ 次は俺」 「お揃いの 茶碗にされる 俺と猫」 悲しい! 「ペットロス 主人の時より 号泣し」 奥さんの本心が良く出ています。 「免許より 夫 返納 したい妻」 実際の気持ちでしょうね! その他 「時短家電 覚える…
一年で一番太りやすい時期は、年末・年始と言われています。クリスマスやお正月などで、飲食関連のイベントが多いからでしょう。 太りやすいカロリーの高い食べ物をあげておきます。
タイトルの句、お題は愕然です。下五は本文にあります。最近愕然としたことを一つ書きますか。
<好句往来> 4月号から・水野奈江子 走れなくなっても見えるいい景色 <近詠> 愛犬がいないこんなに広い部屋 ぽっかりと埋まらぬ穴を抱いたまま 肌寒さ残したままで春がゆく 存在のいとしさ代わるものがない<5月句会・課題句> 「待つ」(尾方静子選) 待っている犬がいつでもいたきのう 「背中」(彦坂石転選) 広い背に守られていたのはきのう 「進む」(鈴木順子選) ゆっくりと進む時間というくすり
<すずか路> 鎮魂の夏が今年もやってくる 猛暑また乗りきる策を考える 慕わしいものみないつかゆくあの世 執着がいつでもひとを苦しめる 愛犬もいつか一緒に聴いた唄<5月句会>「封筒」(橋倉久美子選) 封筒からあふれるほどの恋ごころ 請求書だとわかる封筒ばかり来る 「動く」(小川はつこ、加藤吉一共選) まだ動く家電がゴミにされている (加藤吉一選) 「自由吟」(𠮷崎柳歩選) 酢昆布を知った昭和の映画館 <誌上互選> 「ずるい」 責任をとらない位置で言う文句(12点) 先に泣き出され泣けなくなりました(5点)