大阪ガスネットワークエネルギー・文化研究所(CEL)主催の「上町台地 今昔フォーラム」19回目は、2023年秋のトークライブ「独創の国文・民俗学者にして歌人、折口信夫=釋迢空の原点がここに 折口少年は大阪と上町台地に何を見たのか」。 国文学と民俗学を独自の解釈で結び付け、「まれびと」「常世」などの概念を生み「死者の書」や「身毒丸」などの小説を著し、歌人としての顔を併せ持つ大阪生まれ大阪育ちの折口信夫の幼少期からの足跡とその学究的功績を折口の大阪詠の短歌を絡めながらのトークライブ。 お話し内容の大半は、以前に参加している「折口信夫 勉強会」で実際に歩いたり訪ねた事績を踏襲していて、懐かしくも興味…