二人のビッグショーという番組がありましたが、今回の映画がまさにそれ。タイトルだけでそそられます。ちなみにこの映画、AZMさんに送っていただいたものです。遅ればせながらありがとうございます。さて1970年に公開された本作は、勝新と三船の組み合わせと、なんとも豪華な仕様となっていて、ジャケットの画像からでも興味は津々。どんな戦いが演じられるのかと、じっと我慢の大五郎で見続けるとこれが不思議。主役は勝新であるはずなのに、それが用心棒によって食われている。このあたりは三船の存在感でしょうかね。いかにもという立ち振る舞いはさすがの領域です。あるいは座頭市の円熟味が今一つなのか、晩年の鮮やかな殺陣から比べ…