茂木健一郎『「書く」習慣で脳は本気になる なぜ言葉にすると夢は実現するのか』(廣済堂出版, 2019年4月10日 第1版第1刷, ISBN978-4-331-52219-6) 古本屋の棚でこの本の表題を見て、主題の部分に感じるものがあったので手に取ってみた。購入後自分の興味を引いた表題の部分に対応した記述を本文から探した結果見つけたのがこのような箇所だ。 人間の脳は、確実なものと不確実なもののポートフォリオ(組み合わせ)のバランスを取ろうとします。そのときに、確実なものが多ければ、それだけ不確実なものを積み増せることになります。(中略)人間は、文字を発明してそれを書いていくことで、脳の外に「文…