きっかけは、親の家の雨漏りだった「家を建てよう」と本気で考え始めたのは、コロナ禍がようやく落ち着いてきた頃だったと、Sさんは振り返っていました。 以前から「マイホームが欲しい」という気持ちはあったものの、どこかで“今じゃない”と踏みとどまっていたそうです。 そんななか、きっかけになったのはご両親の住む家の老朽化でした。 雨漏りがひどく、壁も床も痛みが目立つようになり、ついにはご両親から「もう住めないかもしれない」と弱音を吐かれるようになったそうです。 「それなら、うちが動こう」──そう決めたSさんは、ご両親にはリノベーション済みの別宅への引っ越しを提案し、自分たち家族のための新築計画を本格的に…