はしご酒(Aくんのアトリエ) その七百と十六 「ヒガイシャ ガ ジャクシャ トハ カギラナイ?」 「なんで被害者が偉そうにするかな」 ん? 「被害を受けたことを恥じるべきではないのかな。本当は」 んん? 「強くなろう、もっと。被害者と加害者の二項対立を乗り越えなければ、被害比べがエスカレートするばかり。人類はどこへいくんだろうか」 ん、ん~。 「ある弁護士の言葉なんだけれど」 弁護士? 弁護士の、言葉、か~。 真っ当な弁護士の方々にはナンの恨みもないが、残念ながら、このところ、弁護士だからといって遵法精神があるわけではない、と。そして、オキテ破りの合法的(?)脱法に命を懸ける弁護士だって数多く…