レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「失楽園」(1997)です。 現代書房編集長久木(役所広司)は、営業部との諍いから調査室へ左遷された。そこでは"昭和史編纂"という仕事をあてがわれるが、そこは俗にいう再雇用支援室の様なものだった。久木はカルチャーセンターである女性と知り合う。彼女は書道の講師をしており、"楷書の君"と呼ばれていた。彼女も、何やら家庭生活に不満を持っており、二人は徐々に深い関係になっていく。それはやがて訪れる悲劇への第一歩だった… その昔、購入したDVDを久々に鑑賞しました。作家渡辺淳一氏の同名小説を映画化した心中映画です。この手の映…