3月29日、中国外務省は会見において、日本の2024年度防衛費予算が過去最高額(約8兆円)に達したことを非難した。 ●日本は防衛予算を年々増額し、軍事発展の突破口を模索してきた ●日本は近隣諸国の安全保障上の懸念を尊重すべきだ ●日本は信頼をこれ以上失わないためにも、平和的な発展の道を堅持することを強く求める と強調したそうである。 これを聞いた日本人の9割は、「お前が言うな」「この国だけには言われたくない」と脊髄反射したはずだ。 そして私は、思うのである―― 他国が軍事費を増やしたから公の場で「懸念を表明する」のではなく「非難・批判する」というのは、はたして普通のことなのだろうか、それとも異…