こんばんは! 都内在住アラフィフ主婦のnicoです。 ひとり時間を楽しんでいます。 町田俊子著、 『大津皇子』読了。 ※飛鳥時代の小説一覧はこちら。 天武天皇の第三皇子である 大津皇子を主役として描かれた作品です。 以前に読んだ飛鳥時代の作品の中で、 ほんの数行しか登場していなかったのに、 讚良皇后(持統天皇)が 「大津だけは許せなかった」と 目の敵にしているシーンがありました。 ここまで思わせる 大津皇子はどんな方だったのだろう?と 強烈な印象として記憶に残っていたので、 今回手に取りました。 古代最大の内戦と言われる 壬申の戦後、 太政大臣などは置かずに 天武天皇と讚良皇后の専制的共治体制…