そういう漢文の影響下に日本語が置かれた。それで(4)を解釈したのであろう。 (4)a 嘆きつつ我が泣く涙有馬山雲居たなびき雨に降りきや(4)b 三輪山(みわやま)を、しかも隠すか、雲(くも)だにも、心あらなも、隠さふべしや(4)c 天の川 水底さえに 照らす舟 泊てし舟人 妹に見えきや >https://plaza.rakuten.co.jp/pinghudesu/diary/202308190000/>嘆きつつ 我が泣く涙 有馬山 雲居たなびき 雨に降りきや>嘆き嘆いて私の泣く涙は、そちらの有馬山に雲となってかかり、雨となって降ったでしょうか からごころ(漢意)のこの歌を、大和心の係助詞「や…