はじめに 久住昌之さんの紀行エッセイです。タイトルの通り、線路をつたって歩く旅となっています。 移動手段が徒歩のため、描かれる距離は短いんですね。じっくりと歩いて時間を過ごすことで、見える風景を久住さんらしい視点で書かれています。明確な目的のためでなく、ただ入ってくる景色を味わう点が何ともゆるく、心地よい。久住さんの作品として欠かせない、食べ物、お酒も出てきます。 個人的には疲れている時にも手を伸ばしやすい本だと思いますね。 目次 はじめに 目次 印象に残った食べ物3選 塩しめ鯖 徳島うどん 鮎のフライ おわりに 印象に残った食べ物3選 塩しめ鯖 館山を旅された時に出てきました。鯖の感じが何と…