「初心」を失いかけたあなたへ、一度だけ、おくる詩- 701 そのとき、君は大きな勇気をもってここを訪ねた そして、君はまっ白になって、すべてを貪欲に吸収しはじめた 誰にも負けないで、 そしてじぶんにも負けなかった でも君は、勝てなかった うまくならない、 できない そして君は、自分をもてあまし始めた 大きな欺瞞の心が君を支配した こんなことして、何になる こんなことでうまくいくのだろうか- 自分に向けていたまなざしが、他のものにうつりはじめ 君の心は染まりはじめる ときに、一つのレッスンに、一人の人に、一つの声に 洗われることがあっても、 君は君の心を自分で汚しはじめた グレることを大人になる…