心理社会的発達段階とは 人間が8段階ある発達段階で「心理社会的危機(発達課題)」を克服して力を得ながら成長するという理論。達成によって得られる成長具合と、失敗によって陥る危機の両面から問題を捉えようとしている。アイデンテイティとモラトリアムが特徴。エリクソン自身がユダヤ人ということもあり、その迫害経験から「自分は何者なのか?」を考えるようになった。 乳児期 基本的信頼vs基本的不信。自分を世話してくれる人を信頼していいのか・愛されているのかという実感を得る時期。 幼児期前半 自律vs恥・疑惑。自分の意思でいろいろなことをコントロールすることを覚える時期。 幼児期後半 自発性vs罪悪感。自分で考…