人間の成長の中で社会的責任を猶予される期間。学生生活はよくモラトリアム期間と言われる。
もともとは経済学の用語で、「支払猶予期間」のことを指す。一般に格付け機関などでは、債務者によるモラトリアムの宣言はデフォルト(債務不履行)とみなされる。 やがて心理学の用語で、「大事なことを引き延ばしに引き延ばして、やらない状態」のことをいうようになった。小比木啓吾に因る。
真面目になりたくねぇ。 オレは自分でも嫌になるくらい真面目な人間だ。 どこにいたって借りてきた猫みてぇな有り様さ。 真面目というか、オドオドしてるんだ。 もっとドッシリ構えりゃいいのに、人目を気にして縮こまっていやがる。 ガキの頃からそうさ。 人見知りで心を開くのに時間がかかった。 人の目を見て話せない、人からの視線が怖い。 要するにうっすら対人恐怖症だったのさ。 前よりはマシになった気がするが、今でも対人恐怖的な症状は残ってる。 なんで対人恐怖なのかって言ったら、自分に自信がない、人から嫌われたり否定されたりするのが怖いからさ。 まったくくだらねぇ。 クソくらえだ。 オレはもっと自由にのびの…
山口修源先生と出会う前の話を少しだけ 30歳を少し超えた頃、一見充実した生活を送っていました。週末は車やバイクで箱根詣に出かけて、楽しく思っていました。しかし、そんな生活の中にもどこか寂寥感が漂っていました。 首都高芝公園でオーバーサイズのピストンリングを入れたエンジンがロックしてしまったバイクを押しながら、背広姿が行き交う大手町の街を歩くとき、ふと疑問が浮かび上がりました。このまま、一見平穏な生活を消費していくのか。 学生時代、同級生たちは「インプラントは儲かる」と喜んでいましたが、私は「だから何?」と拗ねていました。しかし、それは単に自分の劣等感と意欲の欠如を示すもので、問題は自分自身にあ…
日本では、今日の時点で、まだ、こういうこと言ってるヒトがいます。 名誉教授がご出演されてワクチンの危険性を仰ってる動画のコメントで。 「ワクチン接種が無料は、打ちたいヒトには有難い。」 「ワクチンの補助金は、打ちたいヒトには有難い。」 「打ちたいやつは打てばいい」 「(COVID-19ワクチンは)厚労省案件でしょ。」 「反ワク」 「コロナワクチンが毒だといってる(笑)」 「7回接種しましたが、なんともないですよ。」 「私は打っていませんが、打ちたいヒトは打ってもいいと思います」 (自動翻訳) 2024/12/09 より多くの科学者がmRNA COVID-19ワクチンのモラトリアムを呼びかけてい…
教育社会学に関連して、若者論やモラトリアム論、アイデンティティ論の整理・批判的検討をした研究を紹介します。 社会変動のなかの若者- 若者論から見る現代社会 - | 学術機関リポジトリデータベース 欧米の研究と日本の若者論を整理。 How is a Discourse on Japanese Youth Possible? (日本語論文 若者言説はいかにして可能になっているのか ——心理学的知としての「モラトリアム」の概念分析—— ) 〈青年〉史研究序説―〈青年〉の誕生を再考する― | 学術機関リポジトリデータベース 天保の老人と言う言葉と、明治の若者論 国語で評論文を読むときにも役立ちそう。 …
先日、今年大学生になった姪に会う機会があって、どんな部に入ったのかとか、バイトのこととかも聞きました。 色々やりたいことがあって、やる体力があって、若いっていいな~と思いながら、聞いたのですが・・・ 部の選び方が、「先々、組織運営の経験が役に立ちそうだから」というのが気になりました。単に、「運営をやってみたい」なら、「あれ?」とは思わなかったでしょうけど、引っかかるものがありました。 既に就活が視野に入っているように感じて。(実際にどうなのかは確認していないので、私の妄想だといいのですが) 私が大学生の頃は・・・私が行った大学の校風が特にそうだったから、というのもあるのでしょうが、その時の気ま…
実験系の研究室に入った。研究機器には触ることなく、院試の勉強をしてくださいというスタンスだった。院試を受けない人にとっては、何の制約もないことになり、就職活動に専念する人もいれば、自分の道を探すという人もいた。私は就職する気にもなれなかった。働くことが怖かったし、人と触れるのが怖かった。会社でうまくやれるイメージを持てず、ただ怖かった。勉強することは嫌いではなかったが、修士課程に進むことは、勉強を積極的にすると言うよりも、モラトリアムの延長という意味が大きかったと思う。研究室を選べずパニック状態で引きこもっていた私も、なんとか研究室を選べたこと、学生相談所につながったことや院試合格という共通目…
しかし、、明日はまだ1月1日じゃなくて、ちょっと合間がほしい、、 はやいょ、
凛々しく生きることを2023年は忘れていたように思う。だから気持ちの悪い1年だった。 本来の自分を生き切っていないモラトリアムな1年 何かが始まらないから、その何かを待っていた。いったい何を待っていたのか。 来年は辰年で私は年女の72歳 いい感じの年齢になってきた。幼いころから早く年を取りたかった。銀色に輝く白髪にあこがれた。そして、年を取る一番のメリットは、周りに偉そうに意見をする人間がいなくなることだ。 2023年は下世話に明け暮れてしまった 精神的に高められるようなことは何もできずに、株の値上がりに一喜一憂したり、日常生活のつまらないあれこれに頭を悩まし続けた。 隣家の生活音が不愉快でし…
年末と年始の間に、モラトリアム1週間とかくれんかな、、 そのために年末までがんばるわ、
久しぶりのブログ。 書きたいことがありすぎるので、ここで消化。 そろそろ論文執筆チームは「アレ」の時期である。そう、『バックアップ取っとけよ』問題である。かくいうこのブログ、私が持ってる中でも一二を争うほど古いUSBにバックアップをとっている間、暇になってしまったので書いているので、貴重な時間を有効活用していると言えば聞こえもいいかもしれない。 修士論文に求められることは、主に一つ。 先行研究をもとに自分なりの新しい成果を一つ出すこと。たとえそれがちょっとした補題の証明だとしても。 大学院生稼業を数年やっていて、(それも2年休学している分、人よりも多く。)肌で感じることの大切さを改めて味わう。…