「仕事は忙しい人に頼め」と聞かされた事があります。 若い頃には、待つのがイヤで、すぐにでもやって欲しいと考えていました。 その時代には、「早い、うまい」をキャッチフレーズにした牛丼の「吉野家」が近所にできたので、結構、ヘビーローテーションしていた記憶があります。 それは、ファストフードの先駆的な存在感だったのかも知れません。 「安い」というキャッチフレーズも加わり、時間の使い方や気持ちの豊かさを考える方向性から、浮いた時間を浪費するような傾向が出て来たようにも感じています。 その時には、気づいていませんでした。 吉野家の歴史は、古く、「1899年明治32年 日本最大の魚河岸があった東京・日本橋…