サリンジャーの短編小説「コネティカットのひょこひょこおじさん」は、「愚かなり我が心」というタイトルで1949年に映画化されている。 "コネチカットのひょこひょこおじさん" っていったい何?というのが最初の感想。 原題は、「uncle wiggly in connecticut」 wigglyが“揺れ動く”、“くねくね”、“モゾモゾ”等の意味なのに何で“ひょこひょこ”?と思ったが、“ひょこひょこ”は小刻みに跳ねることを意味するオノマトペだった。 要するに、コネティカットの小刻みに跳ねるおじさんってこと。 訳者によっては“よろめき”とか“グラグラ”と訳している物もあるが、“ひょこひょこ”の方がイン…