『 ◇虎穴に入らずんば虎児を得ず(中国の故事成語) 危険をおかさなければ、大きな成果は得られないということ。『後漢書』班超列伝より。漢の国の武将・班超が軍を率いて西域に送られた。西域の国では手厚く接待されていたのに、ある日を境に冷たくされるようになった。調べてみると、調べてみると漢の国の敵である北方の匈奴(きょうど)の使者が来ているためとわかった。班超は、「虎 の穴に入らなければ、虎の子をとらえることはできない」と言って部下を励まし、匈奴(きょうど)の軍の中に突撃をし、全滅させたことから、この語ができた。 反対語は「君子危うきに近寄らず」。』 これが、後世まで残っているのですから、権力者の言葉…