懲役病棟

作者の垣谷美雨さんは、毎回「仕方がない」と済まされてしまう様な、日常生活での女性の苛立ちやモヤモヤを上手に吐き出して、前向きな気持ちにさせてくれます。 数ある作品の中でもおすすめ本をご紹介します。 自分と同じような悩みを抱えている人が他にも沢山いることを知って自分もやってみようと前向きな気持ちになれればと思います。 作者：垣谷美雨 後悔病棟 希望病棟 懲役病棟 子育てはもう卒業します 農ガール農ライフ 定年オヤジ改造計画 夫の墓には入りません 代理母はじめました あなたのぜい肉、落とします あなたの人生、片づけます 姑の遺産整理は、迷惑です リセット うちの父が運転をやめません うちの子が結婚…

垣谷美雨さんの小説は、カフェで友人と話す様な身近なテーマの内容が多いです。 なので、読み始めると一気に物語に引き込まれ、その度に第3者の意見として気づかされたり、勉強になっています。 【うちの父が運転をやめません】あらすじ 【うちの父が運転をやめません】作者：垣谷美雨 【うちの父が運転をやめません】感想 【うちの父が運転をやめません】あらすじ 猪狩雅志は高齢ドライバー事故のニュースに目を向けた。78歳といえば親父と同じ歳だ。妻の歩美と話しているうちに心配になってきた。夏に息子の息吹と帰省した際、父親に運転をやめるよう説得を試みるが、あえなく不首尾に。通販の利用や都会暮らしのトライアル、様々な提…

遺品整理に100万円と言われたら? 東京の郊外。 エレベーターのないアパート4階に3DKの家賃は月8万円。 脳梗塞であっけなく逝ってしまった姑は物が捨てられない人だった。 【姑の遺品整理は迷惑です】 【姑の遺品整理は迷惑です】作者：垣谷美雨 【姑の遺品整理は迷惑です】あらすじと感想 良い者を大切に長く使う人 安物買いの銭失い 親の気持ち 人生はなるようにしかならない 【姑の遺品整理は迷惑です】 郊外の団地で一人暮らしをしていた姑が、突然亡くなった。嫁の望登子は業者に頼むと高くつくからと自力で遺品整理を始める。だが、「安物買いの銭失い」の姑を甘く見ていた。至る所にぎっしり詰め込まれた物、物、物。…

長生きなんかしたくない。どれだけの人がそう思っているのでしょうか。 【七十歳死亡法案、可決】賛成ですか。反対ですか。 ご自身の年齢から70歳まで後何年ありますか? 【七十歳死亡法案、可決】作品紹介 【七十歳死亡法案可決】作者：垣谷美雨 【七十歳死亡法案、可決】あらすじとネタバレ感想 第1章：早く死んでほしい 第2章：家族ってなんなの? 第3章：出口なし 第4章：能天気な男ども 第5章：生きててどうもすみません 第6章：立ち向かう明日 尊厳死の宣言書 大切なことはいつもシンプル 【七十歳死亡法案、可決】作品紹介 高齢者が国民の三割を超え、破綻寸前の日本政府は「七十歳死亡法案」を強行採決。施行まで…

病棟シリーズ３作め。 受刑者それぞれの人生が明らかになっていき、そして、香織先生のおせっかいで明るい方向に動き出す、楽しい話だった。 懲役病棟 (小学館文庫) 作者:垣谷美雨 小学館 Amazon

人生についての深い洞察と共感を呼ぶエッセイ集として、多くの読者から支持を得ている垣谷美雨の『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』をご紹介します。本書は、走馬灯のように過ぎ去る日常の中で感じたことや思ったことを、著者独自の視点で描き出している作品です。柚木尚子ナレーションで聴くことができるこのオーディオブックは、心に残るエッセイを耳で楽しむ新しい体験を提供します。 エッセイを通じて感じる垣谷美雨の世界観 人は誰しも、日々の生活の中でさまざまな感情を抱き、思案を巡らせることがあります。垣谷美雨のエッセイ集『行きつ戻りつ死ぬまで思案中』は、著者自身の経験や感情を赤裸々に綴り、読者に「よくぞ言ってくれた」と思…

現代の忙しい生活の中で、物に囲まれて部屋が片付かない、心も乱れているという人は多いでしょう。垣谷美雨の『あなたの人生、片づけます』は、そんな悩みを抱える人々にぴったりの一冊。このオーディオブックは、ただ部屋を片付けるだけでなく、心の整理も一緒に手助けしてくれるストーリーです。今回は、このオーディオブックの魅力について詳しくご紹介します。 垣谷美雨とは？彼女の作品世界を知ろう 垣谷美雨（かきやみう）は、日本の小説家として多岐にわたるジャンルで活躍している作家です。彼女が書く物語は、日常の中に潜む人間の本質を鋭く描き出すことで知られています。それは読者の心に深く響くものであり、読み終わった後も長く…

刑務所という現実に触れることで、罪を犯した人々の背後にある真実に迫る『懲役病棟』。この書籍レビューでは、神田川病院の金髪医師、太田香織と看護師、松坂マリ江の冒険を通じて刑務所内でのエピソードを深掘りしていきます。異なる視点から現代社会の課題を描いたこの物語、その魅力とは何でしょうか？ 『懲役病棟』の概要とシリーズの背景 『懲役病棟』は垣谷美雨のシリーズ第三弾としてリリースされ、その他の作品「後悔病棟」や「希望病棟」とともに一貫したテーマを持っています。それぞれの物語は一個の独立したエピソードですが、一貫して神田川病院を舞台にしています。本書では主人公たちが女子刑務所に派遣され、そこでの生活と受…

希望病棟 垣谷美雨口下手で空気を読めないと非難されていた29歳の女医「黒田摩周湖」。患者に当てるとその気持を読み取ることができる不思議な聴診器を手に入れてから急速に視野が広がり成長していく。黒田摩周湖の担当している二人の末期がん患者、女子高校生の「小杉桜子」と国会議員婦人の谷村貴子。二人は摩周湖の勧めで最新のDNA治験を受け、奇跡的に快方に向かい生き直すチャンスを得る。3人の女性が不思議な力を持つ聴診器により繋がり成長していく感動の物語。 後悔病棟の続編で不思議な聴診器がキーになっているけど、その使われ方は前作が過去をやり直す体験だったところ今作では患者の気持ちをダイレクトに黒田摩周湖が把握す…

懲役病棟 (小学館文庫) 作者:垣谷美雨 小学館 Amazon 懲役病棟読んだ。 女子刑務所での医師の仕事を任された香織先生とくせ者の看護師、マリ江とのやり取りが面白かった。 一番この組み合わせコンビが面白いかも。 お嬢様育ちの香織先生と庶民のマリ江コンビ。 テンポよく進み、最後まで楽しく読めた。 イケメン先生とマリ江の壁ドンシーンは笑ってしまった( ＾∀＾)