くらげ色の蜜月 (竹書房文庫) 作者:昌子, 戸川 竹書房 Amazon 「くらげ色の蜜月 戸川昌子」竹書房文庫 短編集。表紙からして、うわぁ…な予感。中身も概ね、うわぁ…。 収録一作目『隕石の焔』を読了して、かなり辟易。 三作目の『くらげ色の蜜月』でこの系統がずっと続くのか?と当惑。 性にまつわること、セックスという言葉をあっけらかんと言い放つこと(本心であれ、建前であれ)こそが、先進的で開放的で革命的で冒険だと認識されていた時代の扇情小説なんだな、と思い込みひたすら読み進めると『蟻の塔』や『ウルフなんか怖くない』辺りから少し違った感触を覚えます。 作品の系統が変化したとかではなくて。 露悪…