技術について解説した書籍の事。 そのサイズや厚み故に置き場所に悩まされる技術者も多い。 また、これが一般の書店で手に入り、次々と新しい技術が登場したり、身につける技術の幅が広いために多くの技術書を読む必要のあるソフトウェア技術者向けには、雑誌で読み方の特集が組まれたり、技術書を読むための本まで発売されている。
こんちは 「知る、読む、使う!オープンソースライセンス」を読んだ備忘録・感想です。 書籍 対象 メモ 感想 書籍 オープンソースライセンスへの理解を深める点では現状(2023年9月現在)問題ないと思いますが,自分が購入した時点の発行は2013年8月21日v1.1.0版です。 tatsu-zine.com 達人出版会で購入した場合は,内容が更新されるたびに新しい版をダウンロード可能なようです。 筆者のホームページ 対象 OSSのライセンスについて学びたい人 プログラムの著作権やライセンスがよく分からない人 プログラマなのに(OSS)ライセンスについて理解していないことが情けないと思い,読み始めま…
こんにちは 「HTML+JavaScriptによるプログラミング入門」を読んだ感想/備忘録です。 書籍 対象 メモ 第1部 HTML編 Webとは HTMLの基礎知識 よく使うタグ スタイルシート 第2部 JavaScript編 JavaScriptとは プログラミングの話題 オブジェクト オブジェクト・モデル グラフィックスのプログラム 感想 書籍 2018年5月21日に発行された第2版を読みました。 HTML+JavaScriptによるプログラミング入門 第2版作者:シンカーズ・スタジオ 古金谷 博、藤尾 聡子日経BPAmazon 対象 HTML5(CSS)とJavaScriptを学びたい…
概要 [試して理解]Linux のしくみ【増補改訂版】を読みました。 感想を書きます。 [試して理解]Linuxのしくみ ―実験と図解で学ぶOS、仮想マシン、コンテナの基礎知識【増補改訂版】作者:武内 覚技術評論社Amazon gihyo.jp 概要 前提 目的 事前知識 読了時間 感想 次に関連で勉強すること まとめ 前提 目的 本書を読んだ背景は以下です。 2023年7月〜9月の目標の注力分野の 1 つに SRE・DevOps を掲げていた SRE 本で、SRE の必要な技術的なスキルに「UNIX システムの内部とネットワーキング(レイヤー 1 から 3)に関する専門知識」が挙げられていた…
プログラミングの学習をしていた2年ほど前から積読されていた『オブジェクト指向でなぜつくるのか』をようやく読んだので簡単な感想を書いていきます。 bookplus.nikkei.com オブジェクト指向が生まれた背景や、特徴を知ることができる 本書は、オブジェクト指向が生まれた歴史的背景を説明しています。 オブジェクト指向が生まれてから普及するまでに時間がかかった理由やオブジェクト指向が生まれた必然性(当初は実行効率が命だったが、ハードウェアの進歩によって再利用性等が重視されるようになった)はとても興味深い内容でした。 メモリの使い方を学べる 5章では、オブジェクト指向の言語がメモリでどのように…
www.sbcr.jp Linuxの仕組みから始まり、よく使うコマンドの簡易版を自作しながらLinuxプログラミングについて学び、最後にHTTPサーバを作ってネットワークプログラミングについて学べる本。Spring でHTTPリクエストがどのようにルーティングされるのかについて知りたくなり、そもそもHTTPサーバってどんな仕組みなんだっけ?と知りたくなったので読んだ。 「プロセス」と「ファイルシステム」と「ストリーム」の3つの概念でLinuxの構造が説明でき、ファイルの読み書き・デバイスとのやりとり・パイプ・ネットワーク通信やプロセス間通信が全て同じ枠組みで動いていることを、よく使うコマンドの…
www.oreilly.co.jp 前半はJavaのラムダ式とStream APIの概要と使い方)、後半は遅延評価・再帰処理・最適化・関数合成についてJavaで紹介してくれる本。 自分がプログラムを書き始めた時には、既にJavaでラムダ式とStream APIが導入されていた。気づけばラムダ式とStream APIを使わずにfor文を使っているコードの方が気持ち悪いなと思うようにくらいには経験を積んだようなので、復習と新たな知見を得るためにさらっと読んだ。 4章の『ラムダ式で設計する』で、ラムダ式で主要な関心を分離するところのテクニックが現場でもよく使えそうで勉強になった(恥ずかしながら本のリ…
こんにちは、虎の穴ラボのS.Sです。 エンジニアとして成長し続けるためには、日々の学習が欠かせませんが、業務の多忙や自己学習のモチベーション低下など、学習意欲が維持できないこともあるかと思います。 そこで、「もくもく読書会」というイベントを企画しました。もくもく読書会は「もくもく会」のスタイルを取り入れ、自分のペースで集中して学習できる場所となっています。 このブログ記事では、もくもく読書会のイベント内容や参加することのメリットについてご紹介していきます。 イベントページ(connpass) yumenosora.connpass.com もくもく読書会とは 月1回開催しています、虎の穴ラボが…
gihyo.jp これまで縁のなかったオブザーバビリティに入門したかったので読んでみた。3章構成で、1章はオブザーバビリティについての概要、残りの2章は企業での実際の取り組みについての特集だった。 感想 オブザーバビリティの成熟度が高いと、システムやビジネスに与える影響が甚大である「認識しておらず、理解しておらず、監視していないもの(Unknown Unknowns)」に対して、問題に気付いたり、理解できなかった問題に対する答えを見つけ出せるようになるようになると理解した。※言葉の使い方としてはオブザーバビリティができている / できていないという言い方より、オブザーバビリティの成熟度が高い/…
bookplus.nikkei.com ソフトウェア開発におけるリスク管理について書かれた本。リスクの定義からリスクを定量化をしてどう管理していくかが書かれている。この本が出版されたのが2003年、アジャイルソフトウェア開発宣言が出されたのが2001年ということを踏まえて、アジャイルという考えが今ほどは広くは受け入れらていなかった時代に書かれた本だと想像して、本書を読むと良さそう1。 在職中のことではあるが、実績に基づいて見積もりを出したにも関わらず、根拠なしに半分の時間でできるでしょ?と言われ押し切られた結果2、残業前提で業務に取り組まざるを得ない状況が多々あった。納期に間に合わないこともリ…
本を整理していて、本の表紙に「技術的負債・経営との不和。プロジェクトの理不尽。上がらない生産性。そのすべての正体は不確実性の扱い方の失敗にあった。」と書いてあり、気になり出したので再読した。 エンジニアリング組織論への招待 ~不確実性に向き合う思考と組織のリファクタリング:書籍案内|技術評論社 2022年1月に昇進試験があり、そのときにマネジメントとは何か?みたいなお題で少し話す必要があったので、年末年始の帰省の間に読んだ記憶がある。 当時の私は上長の指示がふわふわしていて曖昧な指示が多いなと感じていたので、以下の文を読んで考えを改めた。この内容を昇格試験で話したら、面接官の管理職の一人がいい…
読むのがホネな技術書やビジネス書を取り上げて2週間の読書期限を課して読んでアウトプットする仮想読書会「デッドライン読書会」の第57回。同僚と読書期限を約束することによって積読が確実に減るという仕組み。過去記事はこちら。さて、今回取り上げるのは界隈では有名な「スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ」である。スタッフとは参謀の意で、超上級・幹部エンジニアに関する本である。スタッフエンジニア マネジメントを超えるリーダーシップ作者:Will Larson日経BPAmazonなお本書は英語で良ければ以下のサイトで読むことができる Guides for reaching Staff-pl…
はじめに 先日、「コードが動かないので帰れません! 新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本」という本が発売されることを知りました。おお、これは気になる 👀 https://t.co/AVGT19OSQi— Junichi Ito (伊藤淳一) (@jnchito) 2023年9月6日 そしたらこの本の編集者さんが僕のツイートを見つけて「良かったらお送りしましょうか?」と連絡をくれたので、二つ返事で「はい!」と答えましたwというわけで、「コードが動かないので帰れません! 新人プログラマーのためのエラーが怖くなくなる本」を早々とゲット!わーい!😄せっかく送っていただいたので、本書の簡単な紹…
小学生夏休みとコミケ参加で忙しくて更新できないまま、あっという間に2ヶ月経ってしまいました……。 そんなわけで記事タイトル末尾の「昨日夫にチュッチュした回数」、2ヶ月分入力してみました。1日平均6〜10回はチュッチュしてるから別にそんなおかしい数字じゃないんだよな。 さて最近、夫が自発的に一家団欒の動画撮ってくれるのが嬉しいです。前は全然撮らなかったんだよ。 「ママと子供の写真や動画少ない問題」あるじゃないすか。分かります?まあ、ママに限らずパパとか保護者とかジジでもババでも他の人でも育児主担当者は子供や子供&他の人の写真や動画撮りまくるけど主担当者以外はそこまで写真や動画撮影に興味がなくて結…
ソース(メンバーオンリー): vickieli.medium.com 訳: 2021 年に自分の本の執筆を終えて以来、私はセキュリティとソフトウェア エンジニアリングの他の領域についてより幅広く学ぼうと努めてきて。 学習の多くはその場限りのグーグル検索から得られましたが、トピックのしっかりとした基礎を得る最良の方法の 1 つは、よく書かれた本を読むことだと感じています。 そこでこの記事では、専門書を読んで学んだことと、少ない時間とお金で本からより多くのことを学ぶ方法を共有したいと思い。 専門書が手頃な価格で買える まず、専門書をもっと読もうとしたときに直面した問題の 1 つは、読みたい本にアク…
(2023/9/22) 『ディストピア化する世界経済』 「闇の支配者」が仕掛ける資本主義の崩壊と日本の危機 ベンジャミン・フルフォード 清談社 2023/7/12 <はじめに 世界の国々が「戦後体制の改革」を熱望している> ・最近の国際情勢の動きは明らかに普通ではない。なぜなら、「ハイブリッド戦争」が起こっているからだ。 この戦争の目的は簡単にいうと、「第ニ次世界大戦後につくられた国際秩序を新しく世界各国に平等なしくみに置き換えること」だ。 一方、これまで戦後体制のしくみで利益を得てきた国や勢力(ハザールマフィア)はそれに猛反発し、自分たちの生き残りを図るための第三次世界大戦を起こそうとしてい…
注目が続くプログラミング言語「Python」をご紹介します。どんなことができるのか、なぜ話題になっているのか。“初心者にやさしい言語”といわれる、その特徴も。プログラミングを学びたい人に共通して役立つ内容です。ぜひご活用ください。 Pythonは初心者にやさしい言語? Pythonの自習で大事なことは?(9月29日掲載予定) Pythonの自習でつまずいたら?(10月13日掲載予定) Pythonってどんな言語? Pythonはちょっとした処理を容易に書けることが特徴です。 ■電卓のように使える たとえば、「3 + 5」と書いて実行すると「8」という答えが得られ、「4 * 5」と書いて実行する…
この度都内で30坪弱注文住宅の新築戸建を建てるにあたり、参考にしている本を並べます。 【おすすめ本】は、比較的汎用的に参考になる本。抽象度が高く、比較的万人にとってどこかしら参考になる考え方が学べる本。 【イマイチだった本】は、著者の個人的体験に寄っていて、参考になる読者が限られる本(言ってしまえば自分語りが多い本)を、それぞれ指します。 【おすすめ本】 「それでも建てたい家」「日曜日の住居学」宮脇檀著 「納得の間取り 日本人の知恵袋」吉田桂二著 「間取りの方程式」飯塚豊著 「小さな家を建てる。」若原一貴著 【普通だった本】 エクスナレッジの本 「決めました。無印良品の家に」河原亜由子著 【イ…
はじめに 変更しやすいコードが書けないのにソフトウェア開発とか舐めているのですか 天使様1ごめんなさい〜、nikkieです 「かわいい」と技術書が夢の合体を果たした、ちょうぜつ本(『ちょうぜつソフトウェア設計入門』)!🤗 読書会と絡めて読み進めており、今回は第6章「テスト駆動開発」の6.6を写経しつつ読みました。 目次 はじめに 目次 前回のちょうぜつ本! 仕様変更を考慮したFizzBuzz TDDでジェネリックFizzBuzz シンプルさ 終わりに P.S. 9/22(金) 第6章「テスト駆動開発」後半のちょうぜつ本_読書py! 前回のちょうぜつ本! いわしまんさんの書評エントリがきっかけで…
最近、本を読む人って本当に減ってきていますよね。それは、エンジニア界隈も同じなのかなと思うこの頃です。 Twitterでも一時期、「リーダブルコードを読めとか、○○の本に載ってるとか言ってる奴は...」みたいなもの(これは、リーダブルコードを読んでいるエンジニアが優秀か?という投稿があらぬ方向へ広がった感じですが)だったり、「エンジニアだけど技術に興味なくて何が悪い?」系の投稿が増えてきている気がします。 そんな中で、他人に本を読むべきかについて議論してみたいと思います。 実際にどうなのか ここからは、どちらかというと、本というより技術書寄りになります。 自分の周りでも、本を読まない人は非常に…
2023年7月13日、ファインディ株式会社が主催するイベント「開発生産性Conference」が、開催されました。本カンファレンスは、KABUTO ONE(東京)のオフライン会場にて実施され、一部のセッションはオンライン配信も行われました。 本記事では、オンラインでも配信されたセッションのうち、株式会社グロービスの末永さんと大沼さん、株式会社レクターの広木さんによる「エンジニア1人から始めた開発生産性改善が、組織100名、経営をも巻き込んだ話」の内容をお届けします。 このセッションでは、グロービスでの事例をもとに、開発生産性への取り組みを推進するにあたって、経営層やビジネスサイドをどのように巻…
就職活動で面接練習をしてきた。 転職サイト眺めてると、自分に出来そうな仕事なんてないのかな……ってすごく弱気になってきていたけど、 自分の経歴を見た担当者が、伝え方をこれこれこのように工夫すると良い、とアドバイスくれたりしてくれて、 もっと自信を持てるのかもしれない、とちょっと元気出てきた。頑張りたい。 面接練習の時言われたのは、志望動機にやりたいことが見えて見えてこない、ということ。(貴社に入って〇〇の開発がしたい…みたいな。) 言われてみれば、自分としてはただ技術に触れたい、プログラミングが好きだから、人にものを伝える仕事がやりたいってところが先行してて、会社に入ってからやりたいこと、達成…
9/20(水) 睡眠時間6時間半 背中一帯がずっと張っているような疲労感を感じる…。まさかこれが世に言う肩こり…? お願いマッスル始める時が来たか。 やったこと 仕事 漫画(神のみぞ知るセカイ・食料人類等) 感想 起きたら眠い。最近の日常と違って6時間半も寝てしまったからかなぁ。身体は睡眠を求めている。 仕事。今日の午前はドキュメント作成。昼の発表に合わせて作って試してフィードバックいただいて修正して…。なんとか発表して終わった。 午後はCircleCIのテストしたりAPIテスト作ったり。見たことも無い場所でつまるなぁ…と昨日からずっと悩んでいたが、ふたを開けてみたら変数に余計な文字が1つ入っ…
hikaliumの独断と偏見で、積読は除いている。最近も結構新しい本が色々出ているので、それもいいかもしれないが、ある程度評価の定まった本を探したい場合に参考になれば。 ちなみに、hikaliumがセキュキャンでCPU自作を教えていたときのコードはここにある。参考にならないかもしれないが、おまけにどうぞ。 github.com ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ 無印(MIPS版) ARM版 RISC-V版 ハードウエア記述言語で実際にCPUをつくりながら、各アーキテクチャについても学べる良書。 MIPS版が広く知られているが、ARM版、RISC-V版も登場している。無印版はよくあ…
株式会社ボーンデジタルさんから発行・発売された、ゲームエンジンUnityの合同技術商業誌「Unityバイブル R5夏号」の執筆に参加しました。 私は、『.NET 向けIDE「JetBrains Rider」の活用【前編】』と題して、.NET向けIDEであるJetBrains RiderのUnityでの活用について説明しました。 発売日は2023年8月28日です(発売済みです)。目次やサンプルページをご確認の上で、「良さそう!」と思ったら、ボーンデジタル社さんの公式ショップ、お近くの書店、Amazon等各種オンラインショップなどで購入いただけると嬉しいです。 また「買ったよ、読んだよ!」という方…
技術書自体があまりにも、無責任すぎている現在 まともなことは、学べるのでしょうか また、応用回路の理論は解るのでしょうか? あまりにも無責任な教科書が多すぎます