事件や事故があると、一般に人からの写真や動画が発信される時代になっている。かつては、新聞への投稿しかなかったが、今は匿名で即座にインターネットにアップされる時代である。 投稿写真は、投稿者もまたその被写体も、プライバシーが知られるという危険性がある。場合によっては冤罪に巻き込まれないとも限らない。実に危険である。 電車の中での居眠り姿を高校生がアップして、会社を辞めることにまで発展することもある。お互いに悪気がなくても、被害が拡大することもあるという例である。 誰が写真を撮っているかわからない時代である。何に使われるかもわからない。いったんネットに上がったデータは瞬く間に拡散し、二度と消すこと…