ことし8月、岐阜市の長良川で鵜飼いの観覧船が浅瀬に乗り上げ、乗客2人が軽いけがをした事故で、中部運輸局は安全確保のために必要な決まりが守られていなかったとして、観覧船を運営する岐阜市に対し、事故の再発防止に向けて改善措置を講じるよう指導しました。 ことし8月、岐阜市の長良川を運航していた鵜飼いの観覧船が流され、1隻が浅瀬に乗り上げ、台湾から観光で来ていた40代の夫婦が軽いけがをしました。 岐阜県内には当時、竜巻注意情報が発令されていましたが、市は川の水位が中止基準に達しておらず、暴風警報も出ていなかったとして予定どおり運航しました。 中部運輸局は海上運送法に基づき観覧船を運航する岐阜市に立ち入…