RCT 敗血症性ショックに対する初期輸液 制限群 vs. 自由群 敗血症性低血圧患者 初期(24時間以内)の輸液量により2群で比較 主要評価: 退院していない入院90日まで患者の全死亡率 最初4時間以内の初期治療に抵抗性のあり、基準を満たす敗血症性ショック患者(正式には低血圧患者)の1,563名のランダム化比較試験。全死亡率は、制限群14.0%、自由群14.9%(差異, -0.9%; 95%CI, -4.4 to 2.6; P=0.61)で有意差なく、有害事象も同程度でした。とりあえず血圧低下には輸液という考えを持っている場合にエビデンスのひとつとしていかがでしょうか。 PMID: 36688…