久しぶりに渋谷に出て、布施琳太郎さんの「新しい死体」という展示を観に行った。 正直展示についてほとんど理解できていないが、なんとなくの感想を。 「社会のなかで隠され、禁止された領域について手を動かしながら思考するための方法が芸術だと思っていた」という言葉。これはよくわかる気がした。今回はそれが死体だった。 こういうセンシティブな事柄について直接的にアプローチしてしまうのはナンセンスというか、行きつく先はあいちトリエンナーレみたいになってしまうわけで、これぐらいの距離感なんだけど、どこか一体的な感じが心地いいと思った。 社会で見えないことにされてること、道徳とか規範によって隠されているもの。そう…