吉本ばななの本を読んで、そのとおりだなと思ったことがあった。 その内容は、 「人って、結局失敗も成功も不平不満もなにもかも、自分の幅でしかないんですよね、一生。 そもそも親に植え付けられた「こんな感じでしょう」みたいな基準があって、そこから出るのも一苦労なので、その先の自分を広げていくのはなかなかむつかしいんだと思います。 (略) 父と母が私に課した枠。それを突破して自分で作った枠。 どちらにしてもまあ、そのスケール感はたかがしれています。 そういうものなんだな、人生って、きっと似たようなことをして行ったり来たりするだけであっというまに終わってしまうんです。 (略) どうせそんなもんなんです。…