17日に、新・水滸伝を観た 中国の四大奇書のひとつと言われる「水滸伝」は、明の時代に創作された。(1368~1644)。江戸時代には日本に渡り、滝沢馬琴などが訳したという。 「新・水滸伝」は、2008年に横内謙介脚本・演出、現猿翁が演出・美術監督として手掛け、初演は、ル・テアトル銀座。2015年に大阪新歌舞伎座で上演し、歌舞伎座では今回が初上演。 スーパー歌舞伎と銘打たれてはいないが、スピード(感あり)、ストーリー(現代でも共感できる)、スペクタクル(ケレンの復活)と3Sを兼ね備えた澤瀉屋作品らしいもので、広い歌舞伎座を縦横無尽にダイナミックに使い、華やかな舞台となった。 あらすじ 以下、梁山…