新入社員が入社前に書いた「志望理由書」は、自分の考えを言葉にする、社会人としての最初の“言語化”の機会だったとも言えます。この「自分の考えを整理し、他者に伝わるように表現する力」―つまり言語化能力は、入社後の業務でも重要な役割を果たします。 ビジネスの現場では、日報、報告書、メール、チャットなど、文章でやりとりする場面が日常的にあります。しかし、「言いたいことが伝わらない」「報告にまとまりがない」「表現がきつく感じられる」といった課題もよく見られます。それらの根本的な解決策が、まさに言語化能力の向上なのです。 なぜ、新入社員に“言語化能力”が必要なのか? 書くことは「考えること」言語化には、情…