三日目は列車を乗り継いで帯広を目指す。 しかし、基本的に特急には乗車できない旅ゆえ乗り継ぎの効率が悪く、夕方の適当な頃合いに帯広駅に着くには千歳駅11時35分発の石勝線列車に乗ることだけが肝で、これに間に合えば小樽を早く出ようが遅くなろうが関係なかった。 そこで前日にやや不首尾に終わってしまった小樽観光をもう一度やり直すべく、上を満たす最適解として見出したのは、10時17分小樽駅発快速エアポートの利用である。 この日も早く、6時になる前に起床し、宿へ来る途中のコープで買ったかにめし(その二)で朝食を済ませ、7時過ぎにそこを後にした。 前日は運河を目にしただけだったので、今日は町並みを眺めてみよ…