目次 はじめに 感想 さいごに はじめに 皆さんこんにちは、卯月ユウトです。 今回取り上げる作品は、新川帆立さんの『令和その他のレイワにおける健全な反逆に関する架空六法』です。 感想 新川さんといえば弁護士や公正取引委員会などのお仕事もののイメージが強いですが、今作は『世にも奇妙な物語』的なSF短編集といった感じでした。 動物裁判 自家醸造の女 シレーナの大冒険 健康なまま死んでくれ 最後のYUKICHI 接待麻雀士 の六つの短編が収録されています。どれも後味の悪い終わり方が多い印象で、モヤっとした読了感です。 各短編で架空の法律が制定され、それに基づくエピソードを書くことで現代の実社会が抱え…