山歩きを第一の趣味としていましたが、最近は、街道や街を歩くことが多くなりました。 十数年前、初冬の守門岳で、下山途中たまたま出会った高齢の女性とお話をする機会があり、その方から「東海道を箱根まで歩いたこと、歩くことは全く苦にならなかったこと」「水平歩きが多くなったこと」「山中泊より、登山口近くに泊まることが多くなったこと」などの話を聞いたことがきっかけかもしれません。 調べてみると、観光地めぐりをするでもなく、長い街道をひたすら歩いている人がけっこういるのです。(実はただ歩いているだけでないことを後で知るのですが) 地元の歴史愛好家が北国街道の見どころをまとめた本に出会い、手始めに北国街道を歩…