歴史はかなり好きだが、近代日本政治史を通史で読もうとして、結構辟易した覚えがある。 当時はきちんと気付けた訳ではないが、絶えずジイさんばかりが入れ替わり立ち替わり出てくるだけの代わり映えのない(ホモソーシャルな)歴史に、ウンザリしたというのが正体だと今ならわかる。 www.amazon.co.jp さいとう・たかを「大宰相」(戸川猪佐武原作)をようやく読了。 これも長いこと読めなかったが、「ジジイの歴史=プロレスの歴史」の視点に気づいたら、スラスラ読めた(「ヤクザ(=親分・子分支配)の歴史」と書こうとしてやめたが、どっちでも同じだ。笑) ジイさんたちの「プロレス」も、「怨念」と「執念」のねじり…