信仰者の感謝2 感謝だけでは信仰は語れない 感謝する人の善い話と感謝しない人の善くない話だけでは信仰は語れない 感謝できないこともある人の心 人の心に触れ人の心を通して人の心を考えなければ神の下にある人の信仰は語れない 悲しみから仰ぎ祈り求めるところから信仰は始まるのではないのか 救われたという体験によってすべてが感謝に変わってそのままの感謝が一生続くだろうか 幾つも幾つも躓(つまず)きの石があり何度も何度も躓いては跪(ひざまず)くその危うさを知ってもなお信じることに帰るしかないのだ 信仰者の感謝は安定ではない安定を装うことでもない 傷だらけの人として帰るところに待たれているという信仰ではない…