弥次喜多に倣い街道初歩き (峠の静岡側にある宇津ノ谷集落:街道の趣が少し残る) 初歩きは、弥次さん喜多さんではないが、友人と連れ立って近くの峠道を歩いてきた。東海道の難所と言われた「蔦の細道」と「宇津ノ谷峠」である。この峠は、静岡市と旧岡部町の境となる山を越えるもので、標高こそ高くはないものの急峻で、旅人を悩ませた。 きょうは静岡側から蔦の細道をとおって岡部側に出て、引き返しは江戸時代の東海道の宇津ノ谷峠を経て戻り、ついでに明治のトンネルと大正のトンネルを歩くというコース。何とか足はもつだろう。 とろろの宿丸子を出て約3キロ、国道1号の道の駅「宇津ノ谷峠」に車を置き、すぐ近くの登り口からスター…