6月も最終日となってしまいました。 久しぶりに訪れた祐天寺。 この日は晴天で、紫陽花が美しく咲き誇っていました。 今月の掲示板には、今年の4月に亡くなられた詩人・画家の星野富弘さんの言葉が飾られていました。 「辛(つら)いという字がある もう少しで幸(しあわ)せになれそうな気がする」 とてもセンスを感じる言葉だと思います。 星野富弘さんは、28歳という若さで頸髄損傷の大怪我を負い、四肢麻痺となりました。 その後、9年間の入院生活を経て、口に筆をくわえて絵を描き、詩を綴るようになりました。 「辛い」という漢字は、一画加えるだけで「幸せ」という漢字になる。 シンプルながらも深い意味を持ち、前向きな…