23作目のNHK大河ドラマ(1985年)
杉本苑子原作の「マダム貞奴」など川上貞奴をモデルにした小説を中島丈博がシナリオ化。
日本で初めての女優第1号の川上貞奴と明治の戯作者・川上音二郎の夫婦愛。それを取り巻く人たちの人間像を描いた作品。
出演 川上貞奴=松坂慶子 川上音二郎=中村雅俊
他=風間杜夫、壇ふみ、小林桂樹、伊丹十三、米倉斉加年、高橋悦史、南風洋子、名取裕子、藤岡弘、柴俊夫、山本学、滝田栄
私にとっての最初の「好きな大河ドラマ」 『春の波濤』について 近代路線から時代劇路線への変更に取り残された私 帰ってきた近代大河『いだてん』 私にとっての最初の「好きな大河ドラマ」 「#このNHK大河こそ最高傑作 」というタグが、X(旧Twitter)上で回っていました。 https://twitter.com/search?q=%23%E3%81%93%E3%81%AENHK%E5%A4%A7%E6%B2%B3%E3%81%93%E3%81%9D%E6%9C%80%E9%AB%98%E5%82%91%E4%BD%9C%E3%80%80&src=typed_query&f=top 最高傑作と、…
ムー大陸です 前回、前々回と2回に渡ってNHK大河ドラマのテーマ曲について書きました。 muutairiku.hateblo.jp muutairiku.hateblo.jp 私のオススメのテーマ曲も挙げました。最初にお断りしたように、古い作品に偏ってしまいました。なので、オススメの選に漏れたものを準オススメとしてザックリとジャンル毎に触れていこうと思います。 ①戦国モノ 戦国モノは全63作の内21作。丁度3分の1です。オススメに挙げなかった戦国モノなら、 「風林火山」が良いです。千住明氏の音楽も中々です。宿敵長尾家の描き方は「武田信玄」よりずっと丁寧です。GACKT氏の長尾景虎最高でした。 …
東京女子医大を創立した吉岡彌生の生誕の地:掛川に立つ記念館と実家の医院跡を5月24日に訪問した。 生涯を「志」「翔」「愛」にわけて展示されている。 座右の銘は「至誠一貫」。そのとおりの不屈の生涯だった。 「大正評判女番付」が展示されていた。記念館では、文壇の酒豪の番付や文豪の執筆量料の番付などを見たことがある。今度は女の番付だ。 横綱は広岡浅子(銀行家)と峰島きよ(質商)。張出横綱は矢島楫子。吉岡弥生(女医)は安井哲子(教育家)と並んで大関となっている。三浦環(音楽家)と川上貞奴(女優)が関脇。下田歌子(校長)と棚橋洵子(校長)が小結。前頭で名前を知っているのは、九條武子(美人)、野上弥生子(…
4連休あっという間だった。昨日のあと寝るで、10連休だった人は今どんな気持ちで聞いてるのかとの話になって、想像して怖くなった。そしたら、又吉さんが充電できたから早く仕事行きたい学校行きたいみたいな人もいるんやろうなと言って、そうだったらこんなに悩んでないだろうなと思った。 5月3日、図書館に本を借りに行く。散歩にいい季節。2冊届いていて、1冊は回送中になっていたので連休中には届くだろうと思っていたけど、もう届いていた。読む本がたまっているから1冊は来週にしようと思ったら、係の人が貸し出しにしてしまい、これはまだ連絡が来ていなかったので来週にしますと言ったら、次に予約が入っている本は取り消しにす…
岐阜県各務原市にある「成田山貞照寺」へ参拝してきました。 “日本の女優第1号”川上貞奴(1871-1946)が1933年(昭和8年)に創建。 成田山新勝寺(千葉県成田市)のご本尊不動明王を厚く信仰しており、新勝寺の諸堂伽藍を模して建立されました。 貞奴のお墓もあります。 仁王門には、貞照寺を守る阿形・吽形。 諸芸上達・芸能の寺。 芸能の道を歩まれている方、歩みたい方はぜひご参拝を。 明治時代は女性の役も男性が演じてました。 女性が演劇の舞台に上がるのはタブーだった時代。 現代でも歌舞伎の世界では女性の役者はいません。 川上音二郎と出会い、貞奴は日本で初めて女優としての道を歩み始めました。 19…
名古屋市東区にある「文化のみち 二葉館」へ行ってきました。 “日本の女優第一号” 川上貞奴(1871ー1946) 1919年(大正9年)頃に名古屋市東区二葉町の高台に二葉御殿を新築しました。 御殿では“電力王”福沢桃介と同棲。 政財界人や文化人のサロンになっていたそうです。 後に現在の場所に移築復元されました。 川上貞奴 (物語と史蹟をたずねて) 作者:童門 冬二 成美堂出版 Amazon 童門冬二さんの「川上貞奴」によると、貞奴は幼い頃から美人だったものの貧しい家庭に生まれ芸者屋の養女となります。 芸者時代に出会ったのが岩崎桃介。 桃介に対する想いはこの時から強かったようです。 桃介は福沢諭…
渋谷のNHKホールの「全国短歌大会」に参加した。妻が短歌をやっているのでお伴。快晴の春日和で、都心はごった返していた。春到来。 短歌関係では一番大きな大会のようで、NHK紅白歌合戦の会場は満杯だった。やはり年配者がほとんど。渋谷の街のものすごい混雑とあちこちで行われているイベントでは、若者と外国人が目立ったが、こういう大イベントもあるのだ。今年で25回目。 永田和弘。小島ゆかり。川野里子。俵万智。穂村弘。私が知っている短歌会のスターも参加。朗読は加賀美幸子。さすがに豪華版だ。選者は昭和19年生の三枝昴之、22年生の永田和弘から、平成元年生の大森静佳まで。中心は小島ゆかり、川野里子、俵万智ら昭和…
2月29日、そうか今年は閏年か。4年後、自分はこの世にいるんだろうか。 そんなちょっとした感慨を覚えつつ、今年最初の東京国立近代美術館(東近美)に行ってきた。企画展は写真家中平卓馬の回顧展。MOMATコレクション展「美術館の春まつり」は3月15日からの予定なのだが、先行して「桜」や「花」をモチーフにした作品がすでに展示されていた。 中平卓馬 火―氾濫 MOMATコレクション 《行く春》 《春秋波濤》 《南風》 《コンストルクチオン》 《麗子六歳之像》 芹沢銈介 《蟻》 中平卓馬 火―氾濫 中平卓馬 火―氾濫 - 東京国立近代美術館 この名前には聞き覚えがある。と、写真を見て思い出した。去年の夏…
今回初めて歴史(といってもテレビの話)について書きます。 興味ない人は飛ばしてね。 今週、Webのニュースで今回のNHKの大河ドラマ「どうする家康」の視聴率がワースト2位だったという記事を見ました。 一応すべて見ましたが、実は、途中で見るのをやめようかと思ったときもありました。どうも脚色が行き過ぎていることと、戦国時代の大河のわりに壮大さに欠けるかなと。まあ、予算もあるのでしょう。これまでも戦国物などの次には低予算と思われるものが来て、交代でという傾向はあったので。 来年は「紫式部」、やはり、合戦シーンのなさそう(というか、ありえない?)で、ロケ撮影も少なそうです。着物は高いかもしれないですが…