安藤先生の豪華本の印章を彫ることになったのは東雲という書家です。 哲学者たちの思想、戦わせてみました くらべてわかる哲学事典 [ 畠山創 ] 楽天で購入 彼は決まりを意識し間接的にその旨忠告もしながらも注文通り丸く篆刻しました。 結果的に先生が大変気に入ったものが出来ました。 規定外は先生の遊び心でしょう。 この時期は模写として雪舟の数mの水墨画なども「お酒が少し入るとよい」 とかで1週間で書き上げられたり、一方で運転免許やモーターボートの免許も 取られるなど、先生のうちには遊び心も湧き上がっていたのでしょう。 その遊び心は北村氏の「愉快な挿画」をさらに変更したことにも表れていたように思います…