少しずつ記事が増えてきたので、ここでもう一度私の「哲学こぼれ話」の説明をさせていただきます。 まず、小生が安藤孝行先生のもとで哲学を学んでいた際に その「存在論」の最後の講義に同席ました。 45年も前のことです。 安藤先生のノートについて、もう少し付加えます。 その存在論の最終講義では忘れられないことがありました。 講義の最後に「存在をめぐるの安藤説」を試験問題として、それが終わると先生が最後の晩餐のように、正規登録の受講生11人の学生にグラスを配りワイン(ブドウ液)を注いで回られたのです。12人目の聴講者の私も加えられました。 グラスは記念にいただき後日グラスの写真を玉野の自宅を訪ねてお見せ…