子供の頃から読書が好きです。体が弱かった子供の頃は具合が悪くて寝込むと、父のお土産は決まって本でした。 それは、漫画本だったり、絵本だったり、小学〇年生の月刊誌だったり、……。当時(昭和40年代)住んでいた市営アパートは、子供がたくさんでいつでもどこでも遊び場で、幼稚園や学校の時間以外は子供たちの声が絶えませんでした。 具合悪くて朦朧となりながらも、外で遊ぶ子供たちの声に耳をそばだて、うらやましくてたまらなかった。そんな娘の気持ちを察して、父なりに、当時の子供が喜ぶような付録つきの雑誌を選んでくれたように思います。そのおかげか今も変わらず、本を読むことはわくわくする ことです。 限られた時間 …