アメリカでコロナ禍を経由して生まれた概念「静かな退職(Quiet Quitting)」という言葉があります。 職務記述にある最低限の業務のみをこなし、それ以上の責任や努力を積極的に引き受けない。 と、会社は辞めないが最低限のことしかしないという、退職一歩手前のスタンスだそう。仕事にやる気を出さず定時までダラダラと過ごす「働かないおじさん」を指しているかのようです。 私自身も出世コースに乗っている人間ではなく、残された時間をどう働こうかと迷っているものですから、海老原嗣生氏の新書「静かな退職という働き方」を読んでみました。静かな退職という働き方 (PHP新書) - 海老原 嗣生 多くの人が知る通…