會川昇

第二十二話 巨神たちの時代 Amazon 神化４９年 １２月 渋谷 映画鑑賞が行われている。 タイトル「巨神たちの時代」 映画を見ている爾朗。 「爾朗は夢を見ているみたいだ…」 クロードのマスクを被る爾朗。 神化49年 8月 花鳥洞 映るカレンダー 神化33年 9月 「マスターウルティマがこの件に興味を持った」 暴れる怪獣 「暴れろ！もっと暴れろ」 映画の中でも同様の光景。 「また会えると思っていたよ爾朗」 「ジンは死んだ！」 「我が名はクロード」 「クロードはジンのかぶった仮面に過ぎない だが本来架空の存在であるクロードに 人格が生まれてしまっていたら…」 「長川 神は最後に金属化した あの…

第二十一話 鋼鉄の鬼 Amazon 進化４９年 ６月 新宿 バイクを乗り捨てる者。 OP タイトル『鋼鉄の鬼』 閉店した喫茶店に入るナナ。 「見た顔だ ナナ・マリア 元IQ」 新宿の事で言い争う超人たち。 「あたいら超人が力を合わせて 世界を変えられると夢見た 違うか？」 現れる風郎太。 「ここには正義も悪もない 超人なら誰でも好きに使えばいいって」 「正義とか悪とか言ってんの今どきオバケぐらいでしょ」 喫茶店を去るナナ、里見に待ち伏せされ、ヘルメット(クロードの物)を被せられる。 「君は正しい超人だ…さあ戦いを再開しよう」 ナナの視界に現れるクロードのビジョン。 場面変わって捕まっている爾朗…

3月19日(火)。この日は平日ながら有休を取って新潟へ。お目当ては、開催中だった新潟国際アニメーション映画祭に参加するためだった。もともとは行くつもりはなかったのだが、本映画祭で蕗谷虹児賞を受賞した『かがみの孤城』の丸尾みほ氏が登壇されると聞いて、これはめったにない機会と思い、衝動的に行くことにしたのだ。ただ、その最大の目当ては、上映前5分ほどの挨拶に終わってしまい、やや肩透かしを食らってしまったが。niigata-iaff.net とはいえ、それを抜きにしても、他にも上映イベントに参加できて、なかなか楽しかった。 朝早くに、伊丹空港からIBEXで飛び立ち新潟へ。新潟なのに、なぜか楽天イーグル…

第十九話 推参なり鐵假面 Amazon 「戦って戦って 最後の一匹まで倒したその先には 輝かしい幸せな日々があると思っていた…」 「だが戦は終わらなかった」 「私はただ大切な人を失っただけだ…」 すごーい荒唐無稽なこの話。というのもおそらくこの話自体が、昭和のフィクションの自由奔放さを結構そのまま描いているところがあったからだろう。その上で描かれる悪を滅ぼしたからって戦いは終わらなかったという話。これはつまり昭和の論理では解決できない問題があったということも同時に描かれていると思われる。 脚本 會川 昇 絵コンテ 三條なみみ 演出 孫承希

第十五話 宇宙を臨むもの Amazon アバン 神化46年11月新宿 歌の力、なりすましていた宇宙人を殺すアキ。 神化46年11月銀座 銀座でまた宇宙人と戦うアキ。 「あいつも違った…どこにいる？」 OP 宇宙を臨むもの 超人課 「殺害されたのは いずれも 別の星から来た星人だ」 「宇宙人か えっと… 例の地球防衛軍…」 「DFE」 「で その協定で星人が地球人にフリをするのは禁止されたんでしょ？」 「容疑者として浮かび上がったのは…」 「柴来人 突然無差別破壊行為を開始したため 解体処理命令が出たが それに反して現在 逃亡中 広域指名手配693号」 「容疑者はもうひとり 人吉爾朗 3年前の新…

第十四話 十一月の超人達 大川透 Amazon 当時最新のカップラーメンを食す,、爾朗。 「正義の戦争は始まっていのだ」か……。 この時点では既に金髪化している柴来人。 神化47年 3月 代々木 OP 神化46年 10月 松本 超人たちを殺すのか？と問う来人。 そこに現れる、鷲巣遊星。 ホログラフに驚く人吉孫竹。 S遊星人は、銀河規模で活動している模様。 グロスオーゲンは鷲巣遊星とは関係ないらしい。 ここでやっと1話とつながる。 「何を考えているのでしょうね Ｓ遊星人のような危険な超人と共闘するとは」 「僕には…俺にはわからない…いや わかる気もする あいつは超人を護りたいといつも言っていた …

まず自己紹介からを。僕は2000年代の人間だ。生まれは90年代だが、故に青春時代は0年代にあった。だから90年代に対して、少し古いとか、ダサいとかそういう認識があった。そして90年代として連想されるのは新世紀エヴァンゲリオンであった。だがそれでは当時の現在のアニメを見ていて腑に落ちない点があった。どこかピースがはまらない感覚。ささやかな違和感。何か見落としがある感覚。文脈としてアニメを見た時にある欠落。そのズレを抱えながら今までアニメを見てきたが、そのピースがこの『機動戦艦ナデシコ』を見て、遂にハマったのである。そうナデシコこそオタクアニメ文化において現在のアニメの潮流の一つの源流となった作品…