木守り(きまもり) 「木守」という銘を持つ茶の湯の茶碗 「木守」に因んだ菓子 木守り(きまもり) 「木守り」(きまもり)とは、 柿の実や柚子の実、カボスの実など果実の実を 収穫する際に全部取ってしまわないで、 一つもしくは数個残しておくことを言います。 柿の実の場合は「木守柿」(きまもりがき)、 柚子ならば「木守柚」(きもりゆず) と 言います。 「きまもり」の他にも、 「きもり」「こもり」など読み方は様々です。 昔から、柿の実の梢の方は、 二つか三つ取らずに残して置きました。 小鳥や烏にも分けてやろうという心遣いとも、 来年もまたたくさん実がつきますようにという祈りの意味もありました。 「柿…