いつものようにtwiiterを覗いていたら、誰かが木枯らし紋次郎の事を言っていて、この主人公の事を虚無的な人物と紹介していて、wikipediaなどで調べてみたら、「間引かれそうになったのを姉に助けられるも、その姉も病気で死んでそれから流浪の無宿人になった」とあった。昨今の創作でも中々ないくらいのハードな設定だと思い気になったので読んでみた。 木枯し紋次郎(一)~赦免花は散った~ (光文社文庫) 作者:笹沢 左保 光文社 Amazon 読んでみて思った事は、木枯らし紋次郎がハードで悲惨な生い立ちにも関わらず、自暴自棄にもならず修行僧のようにストイックであるという事だ。あそこまで酷い環境なら獣の…