「人的資源」とか「人流」とか、人をモノ扱いするような言葉に出くわすと嫌な気分になります。「生産性」という語を人に当てはめ、その有る無しで人を分類するとき、ここにも人をモノ扱いして気に留めない差別性が滲み出ているように思えます。小生個人にとって、何と言っても、そのきっかけをつくったのは、先頃政務官に任命され、かつ、「過去に多様性を否定したこともなく、性的マイノリティーを差別したこともない」と言い放った衆院議員・杉田水脈氏です。 昨日(8月23日)の毎日新聞のコラム「火論」で、大治朋子さんがこう書いています。 火論:誰もが「非生産的」に=大治朋子 | 毎日新聞……杉田氏は数々の差別的発言で知られる…