財団法人東京オペラシティ文化財団が運営管理する美術館。1999年開館。年約4回ペースで主に現代美術の企画展を開催。寺田小太郎氏の寄贈作品を中心とした東京オペラシティコレクションも収蔵、公開している。収蔵作品は難波田龍起、難波田史男、相笠昌義、李禹煥の絵画、版画など。 また、若手作家を紹介する展覧会シリーズ「project N」を企画展と同時に開催している。
気がつくと11月。 毎年思うのは、あっという間に時間が過ぎると いうこと。 あと2か月で今年も終わる。早すぎです…。 先日3年ぶりに友人と会いました。 遠方に住んでいるので、毎年1回くらいしか 会っていなかったのですが、なんと今回は3年も 会っていませんでした。 ようやく旅行もしようかな、という状況に なったんだなとしみじみ思っています。 東京で開催中の展覧会をたくさん観たい!と いろいろ計画を立てていた友人と 初台にあるオペラシティアートギャラリーに行ってきました。 初台で友人を待っているとき、なにやら変な声が。 周りを見渡しても歌っている人はいない。でも、声が 聞こえる。 見上げると…、い…
東京オペラシティアートギャラリーで、ミケル・バルセロ展を観てきた記録。 www.operacity.jp 東京で見るべきものはとても多いので、捕捉できないものがほとんど。 ただ、この展示は、オペラ研究をしている方が熱を込めておすすめされていたので、気になった。 84679040.at.webry.info バルセロが育ったのがスペインのマジョルカ島ということで、海、波、土、魚、植物、天気など、荒々しく容赦ない自然の力を身体いっぱいに感じる。 印象に残ったのは、子どもの頃の遊びの感覚。 自然の条件が偶然が生んだ凸凹を、「まるで〇〇のように見える」と発想して、楽しんで遊んで作っているような作品が多…
2022年最初のアート鑑賞は、東京オペラシティアートギャラリーのミケル・バルセロ展です。 ミケル・バルセロって人のことを全然知らんかったのですが、私の大好きなオペラシティアートギャラリーがやる展覧会なら、そりゃ間違いなかろうってことで行きました。
東京オペラシティアートギャラリーで「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」を鑑賞しました。 コロナ禍で来日できないライアン・ガンダーが、オペラシティの収蔵品をイギリスからリモートでキュレーションした、まさに今そのときの展覧会です。 ここにライアン・ガンダーの作品はなく、ライアン・ガンダーの意思を感じ取るだけ。 参加型の愉快な仕掛けも施されていて、芸術の楽しみ方を拡張するアート鑑賞が体験できました。 この美術館、ふつうは受付のすぐ先にある展示スペースから始まるけど、今回は上のフロアから開始。
「タイム・オブ・マイ・ライフ 永遠の少年たち」。2004.2.21~5.9。東京オペラシティアートギャラリー。 2004年5月2日。 若い友人二人と待ち合わせ。 2人と一緒に行くのは、2年ぶりくらい。 その間、彼女達にはいろいろあったのだろうが、こちらはあまり変化がない。自分で情けない。 展覧会は、難波田史男から、始まる。 時々、シャガールとか、そういうものの露骨な影響みたいな絵もあるけれど、全体的には淡さと強さが妙にミックスしていて、何だかよくて、もう40年くらい前の作品でも古くなかった。それは妻も言ってて、二人の友人にも好評だった。その作品には、クサい言い方だけど、若さがあるのかもしれない…
「わたしの家はあなたの家、あなたの家はわたしの家」。2001.7.1~9.16。東京オペラシティアートギャラリー。 2001年。9月9日。 初めて、親戚と一緒に5人で出かけた。 この日は、台風が近付いていて直前まで、行くのをお互いに迷っているような状況だった。 開館1周年記念で、この日は、半額だった。 最初の部屋の展示物がいきなりよく分からない。 ハウステンボスの為の提案。スクワットを続けるロッテルダムのアーティスト集団などと言っても、ピンと来ない。他のメンバーが飽きないように、と少し説明をしたり、理屈が分からないとつまんなかったりもするから、などと言い訳じみたことを、どうして自分が、と戸惑い…
「感覚の解放」。1999.9.~11.21。東京オペラシティアートギャラリー。 1999年10月。 初台のオペラシティに、アートギャラリーも新しくできて、その開館記念としての展覧会だった。 ただ、感覚は解放されなかった。 オペラシティビルは、まだ出来たばかりなのに、にぎわった感じがしない。オペラシティーギャラリーも新しく出来たばかりなのに、落ち着いている。 なんでだろう。 CDが敷き詰めてあって、その上を歩いても、音楽は聞こえてこない。鉄と塩の村岡三郎も竹橋で見た時の方が、はるかに生々しかった。にぎると硬いものがあるという半透明な風船も、それを分っていてさわると、こんなもんか、と勝手な感想しか…
東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「ドレス・コード? ―着る人たちのゲーム」Dress Code: Are You Playing Fashion?に行ってきました。13個のキーワードによって構成されていて、それぞれのキーワードに合ったブランドのお洋服が展示されています。00. 裸で外を歩いてはいけない? 01. 高貴なふるまいをしなければならない? 02. 組織のルールを守らなければならない? 03. 働かざる者、着るべからず? 04. 生き残りをかけて闘わなければならない? 05. 見極める眼を持たねばならない? 06. 教養は身につけなければならない? 07. 服は意志をもって選…
ぼーっとしてたら1月に行った展覧会を投稿しきらないまま2月になり、3月になってしまったのでいろいろまとめて冬の展覧会めぐりとします。 美術館の前後に近くでご飯に行った場合それも入れました。 府中市美術館 諏訪敦「眼窩裏の火事」 常設展 Sony Park Mini Gerbera 山口幸士 銀座メゾンエルメス 「訪問者」クリスチャン・ヒダカ&タケシ・ムラタ展 【ごはん】グルガオン/銀座みゆき館 東京オペラシティ アートギャラリー Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎 収蔵品展075 彫刻家の素描・版画 project N 89 川人綾 【ごはん】かわし…
2021年以降に鑑賞した美術館の企画展、コレクション展等を記録しています。随時更新。【2023】・1/14 大竹伸朗展@東京国立近代美術館・1/21 桃源郷通行許可証@埼玉県立近代美術館・1/25 諏訪敦 眼窩裏の火事@府中市美術館・1/28 都築響一コレクション 大道芸術館・2/25 加藤泉 寄生するプラモデル@ワタリウム美術館・3/7 エゴン・シーレ展@東京都美術館 企画展示室・3/11 佐伯祐三 自画像としての風景@東京ステーションギャラリー・3/11 極楽鳥@インターメディアテク・3/12 お雛さま 岩崎小彌太邸へようこそ@静嘉堂文庫美術館【2022】・1/8 ミニマル/コンセプチュア…
2023年初春、滋賀県美が企画展と常設展で、それぞれに興味深いアーティスト二人をとりあげています。 企画展川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり ■2023年1月21日〜3月26日 rinkokawauchi-me.exhibit.jp 常設展シュウカツ! 収集活動より―女性を描く中村貞以― ■2023年1月31日〜3月12日 www.shigamuseum.jp 川内倫子(1972-)の個展は昨年、10月8日から12月18日まで、東京オペラシティ アートギャラリーで開催されていた企画の巡回です。 初台と瀬田。 今までこうした共催関係はなかったように記憶しています。 とても珍しい組み合わせ。…
美術館めぐり。まずは新宿のSOMPO美術館の「FACE展 2023」。公募形式の展覧会。とはいえ別に素人さん、という訳ではなくちゃんと個展とかをやってる方が多かった模様。グランプリの「Still milky_tune #4」も勿論良かったが、個人的には植田陽貴氏の「whispering」がとても好みだった。植田陽貴氏、今度個展があるらしいので行ってみようかなあ。その位気に入った。賞とった作品はどれも良かったが、それ以外は、まあ、という感じではあった。大学の卒業展をちょっと思い出した。色々見れるという意味では良かった。安かったし。 東京オペラシティ アートギャラリーに移動して「Sit, Down…
インスタの付け足しをしていく。 自分の認知を言葉にする。そんなことにハマっている。こんなに、もどかしいのは何処から来ているのだろう。きっと認知→言語化する過程で自分の知らない自分を見つけられるのではないか。そういった話。 泉太郎 個展「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.」東京オペラシティアートギャラリー 美術館全体を使った展示。※ネタバレあり。 マントを着る、ルールを聞く、テントを立てる、待つ、VRをみる。再野生化を目的として石室に横たわっていたらしい、たぶん。そんなルール説明があった。最初にコインロッカーを使っていてとてもいいなと思った。ロッカーあるのに荷…
○「揃い踏み 細川の名刀たち -永青文庫の国宝登場-」(永青文庫) (会期:2023年1月14日(土)~5月7日(日)) ○「院展ゆかりの作家たち展」(西武池袋本店 6階 美術画廊) (会期:2023年1月18日(水)~1月31日(火)) ○「中西麻莉子 日本画展」(西武池袋本店 6階 アートスペース) (会期:2023年1月25日(水)~1月31日(火)) ○「Sit, Down. Sit Down Please, Sphinx.:泉太郎」 ○「収蔵品展075 彫刻家の素描・版画」 ○「project N 89 川人綾」(東京オペラシティ アートギャラリー) (会期:2023年1月18日(水…
(大阪・住吉大社) 2022年を独断と偏見で振り返ります。 ○目次 ●展示の評価 ●2022年・個人的展覧会ベスト3 ●そのほか良かった展示 ●2022年のニュースと訃報、見た展示まとめ ●2022年の個人的な振り返りと2023年の展望 ●展示の評価 この記事では2022年に開催された美術館の展示について自分なりに評価を試みていくのだが、その時前提として読み手に必要なのは評者のパーソナリティや評価基準、言い換えればバイアスだろう。 そこで最初に書き手である私のパーソナリティについて少し言及しておきたい。 私はアーティストとして制作活動を行う傍ら、たまに展示の感想文を書くこともあり、かつて展示企…
あけましておめでとうございます! みなさま素敵な年末年始を過ごされたでしょうか。私は年始早々近年稀に見るどギツい風邪をひき三日三晩寝込むという脅威のズッコケスタートを決めました。 意識朦朧とするレベルで辛かったんですが無事復活、巻き返すぞという気持ちが燃えに燃えております。 本当は年末に書きたかったんだけど食べるのに忙しく、じゃあ年明け三が日にと思ってたら先述の通り寝込みこちらもおじゃんとなった2022年やってよかった「美術館に行く」振り返り記録です。 ・ ・ 美術館に行く行かないって本当に二極化するなと思っていて、行かない人は本当に全く行かないけど行く人は映画見に行くみたいな感じで行くイメー…
■一年間の旅行先。 ・名古屋(3月上旬/1泊1日) ・静岡(6月中旬/1泊1日) ・黒羽(9月中旬/1泊1日) ・北海道(10月中旬/4泊5日) 「1泊1日」というのは、日帰り旅行の変型というか、夜遅くに泊まるだけの日と、行った先でぶらぶらして帰る日、という組み合わせ。それを泊りがけの旅行と呼ぶのかはわかりませんが、限られた日程と体力でなんとかして気分転換したいという気持ちの現れです。■一年間に見た舞台、コンサート、映画、など。 ・01/03(月):水樹奈々さん「NANA MIZUKI LIVE RUNNER 2020→2022」@さいたまスーパーアリーナ ・05/29(日):舞台「偽伝春琴抄…
2022年は美術館・博物館・ギャラリーその他で180くらいの展示を見ました。いや、多いですね。それは記事末でコメントするとして、ひとまず一覧にしたかったのです。写真も少しあります。 読者が選ぶ2022年のベスト展覧会。トップはゲルハルト・リヒター展 - 美術手帖 メトロポリタン美術館展から国宝展まで。2022年大型展覧会の入場者数を振り返る - 美術手帖 とりあえずここに載ってるブロックバスターっぽいやつはぜんぶ見てるはず。 【速報】みんなで選んだ2022年のイチオシ美術展・展覧会トップ20 – 美術展ナビ こっちだと半分くらい。というか羽生結弦が国宝を押さえるランキングってすごいな。 1月 …
毎年恒例今年行ったライブ&演劇&展覧会一覧 コロナ禍以前に戻ることは叶いませんが いろいろな仕組みや考え方や心構えが新しく作り替えられ やっと「以降」が本格的に動き出した年だったのではないでしょうか 音楽家・役者さんには 生きて元気で我らの前に立ってくれてるだけで奇跡だと・・・ 末永く健やかに・・・ そしてハコや小屋の方々 イベンターさん マネジメントや機材等々スタッフの方々 みなさんの大変なご苦労の上で楽しく過ごせていること 心より感謝いたします そして生きて集いしご同類諸氏 願わくば来年もまた元気で どこかでお会いしましょう 2022 【1月】 7日~11日 熊野古道→伊勢神宮 【2月】 …
夏に自律神経失調症を患い、さらに抑うつ症状がひどく出たため心療内科にかかったところ適応障害との診断を受けた。フリーになってからめちゃくちゃな働き方をしていたのでいつかは体を壊すだろうと思っていたが、メンタル面のダメージは自分で思っていたよりも大きかった。ちょっとした緊張や不安で動悸が止まらず、やがて呼吸の仕方がわからなくなって過呼吸を起こし、1週間で3回も深夜救急で治療を受けた。 9月に入り、身体症状が少し和らいでくると今度はうつの症状がひどくなった。仕事のスタッフからメールが届くたびに叱責されているような気持ちになり、編集部のSlackで通知が飛んでくると冷や汗が止まらなくなった。ノートパソ…
2022年のアートな展覧会ベスト12の内、6位から1位を紹介。 12位から7位の前編はこちらです。
2022年は29のアートな展覧会を鑑賞。 コロナ禍で延期になってた展覧会がたくさん開催された一年となりました。 今年のベスト12の内、まずは12位から7位までを紹介します。
2022年に行った美術展は31、舞台・ライブは23、映画は6でした。 ・上期:美術展15/ライブ4(+配信等4)/舞台5/映画3 ・下期:美術展16/ライブ3(+配信等1)/舞台6/映画3 以下、感想ツイをベースに時系列でまとめています。 ※各月、「・・・・・」区切りより下は配信ライブなど 1月 toconoma TOCORICH(Billboard Live YOKOHAMA)1/9 18:00 真剣にふざけてみせる大人の遊びという雰囲気が最高だった toconoma音がほんとに好きで アレンジも格好よかった 音とリズムが心地よくてずっと聴いてたい、のと、ばちんとスイッチ入れられたみたいにボ…