財団法人東京オペラシティ文化財団が運営管理する美術館。1999年開館。年約4回ペースで主に現代美術の企画展を開催。寺田小太郎氏の寄贈作品を中心とした東京オペラシティコレクションも収蔵、公開している。収蔵作品は難波田龍起、難波田史男、相笠昌義、李禹煥の絵画、版画など。 また、若手作家を紹介する展覧会シリーズ「project N」を企画展と同時に開催している。
よろコンです。 本ブログでは見て来た展覧会の個人的な感想を書いています。 今回は、2024年5月12日(日)に見て来た展覧会 宇野亞喜良展@初台・東京オペラシティ アートギャラリー です。 イラストレーター、グラフィックデザイナー 宇野さんの作品は去年の1月、銀座のギャラリーで見てきました。そこでは最新作と過去のポスターが中心の展示でしたが、今回はさらに学生時代から現代に至るまで、広告、ポスター、絵本、舞台美術、立体等の作品が多岐にわたって網羅的に展示されています。 90歳になられて、今なお瑞々しさを失わないLe monde d'AQUIRAX UNOにどっぷりと浸れる展覧会でした。 今回も最…
歯医者さんの帰りに、 すぐ近くの東京オペラシティ アートギャラリーで開催中の 「宇野亞喜良展 AQUIRAX UNO」に立ち寄りました。 宇野亞喜良さん、大好きです。 宇野さんの絵を初めて見たのは たしか小学校のときで、 本の挿絵だったか、広告だったか あまりよく覚えていないのですが、 子どもながらにその絵がかもし出す 不思議な魅力に惹かれていたことを思い出します。 例によって、 私が個人的に好きなものをご紹介したいと思います。 (なかなか選べなくて、数が多めになってしまいました。ご了承ください) グリーンのコスチュームがかわいい。 たしか毎週末に、カルピス食品工業提供のTV番組があって、 「…
1日め ここ数日、冷房をかけて寝るかかけないで寝るか、せめぎ合っている。ゆうべは冷房無しで寝ることができた。
「今井俊介 スカートと風景」を東京オペラシティアートギャラリーで鑑賞。 最近はハイラルでの作業が忙しく、一か月以上アートに触れてなかったので、よい気分転換になりました。
東京オペラシティアートギャラリーにて「今井俊介:スカートと風景」の展示を観る。会場内に設置されているディスプレイのインタビュー映像で、作家本人は絵画とデザインの境界の曖昧さについて語っている。ある時にふと何気なく目にした知人の揺れるスカートの模様にインスピレーションを受けたという今井は、ストライプの模様とカラフルな色彩を組み合わせた同一イメージあるいは同一モチーフを画面(平面)空間の中でヴァリエーション的に展開している。ろう者の僕が音楽用語を使うことの倒錯はひとまず横に置いとくとして、「終わりなき変奏」の修辞的表現を口にしたくなるような印象が観賞の始終、僕の視覚を支配していた。今井の作品は、ア…
運よくチケットが当選したので、加藤さんの舞台エドモンを観に行ってきた!席がとんでもなく良い場所だったので、チケットが届いたときからドキドキしていたのだけれど、舞台が近いことに何故かこちらが激緊張してしまい(笑)、序盤は中々ストーリーが頭に入ってこなかった。でも徐々に慣れてきて、くるくる変わる場面展開とセリフの応酬、役者さんの熱気に次第に引き込まれていった。加藤さんのセリフ量もすごかったけれど、舞台でシラノを演じることになる役者コクラン役の大谷さんのセリフ量も結構凄かった。あと、事前に映画『シラノ・ド・ベルジュラック』を観たので、「あぁ、あのセリフはここから!」と答え合わせをしてるような不思議な…
気がつくと11月。 毎年思うのは、あっという間に時間が過ぎると いうこと。 あと2か月で今年も終わる。早すぎです…。 先日3年ぶりに友人と会いました。 遠方に住んでいるので、毎年1回くらいしか 会っていなかったのですが、なんと今回は3年も 会っていませんでした。 ようやく旅行もしようかな、という状況に なったんだなとしみじみ思っています。 東京で開催中の展覧会をたくさん観たい!と いろいろ計画を立てていた友人と 初台にあるオペラシティアートギャラリーに行ってきました。 初台で友人を待っているとき、なにやら変な声が。 周りを見渡しても歌っている人はいない。でも、声が 聞こえる。 見上げると…、い…
東京オペラシティアートギャラリーで、ミケル・バルセロ展を観てきた記録。 www.operacity.jp 東京で見るべきものはとても多いので、捕捉できないものがほとんど。 ただ、この展示は、オペラ研究をしている方が熱を込めておすすめされていたので、気になった。 84679040.at.webry.info バルセロが育ったのがスペインのマジョルカ島ということで、海、波、土、魚、植物、天気など、荒々しく容赦ない自然の力を身体いっぱいに感じる。 印象に残ったのは、子どもの頃の遊びの感覚。 自然の条件が偶然が生んだ凸凹を、「まるで〇〇のように見える」と発想して、楽しんで遊んで作っているような作品が多…
2022年最初のアート鑑賞は、東京オペラシティアートギャラリーのミケル・バルセロ展です。 ミケル・バルセロって人のことを全然知らんかったのですが、私の大好きなオペラシティアートギャラリーがやる展覧会なら、そりゃ間違いなかろうってことで行きました。
東京オペラシティアートギャラリーで「ライアン・ガンダーが選ぶ収蔵品展」を鑑賞しました。 コロナ禍で来日できないライアン・ガンダーが、オペラシティの収蔵品をイギリスからリモートでキュレーションした、まさに今そのときの展覧会です。 ここにライアン・ガンダーの作品はなく、ライアン・ガンダーの意思を感じ取るだけ。 参加型の愉快な仕掛けも施されていて、芸術の楽しみ方を拡張するアート鑑賞が体験できました。 この美術館、ふつうは受付のすぐ先にある展示スペースから始まるけど、今回は上のフロアから開始。
展覧会『project N 96 ナカバヤシアリサ』を鑑賞しての備忘録東京オペラシティ アートギャラリー〔4Fコリドール〕にて、2024年10月3日~12月17日。 主に植物のある景観を独特の色遣いで描くナカバヤシアリサの個展。 リーフレットの表紙などに用いられている《物事の側面》(1620mm×1303mm)[08]には、中央に木の幹が描かれる。上に向かって次第に細くなり、3つ4つの枝に分かれる。その分岐の背後には青空なのか、開いた傘のような水色の円弧が拡がり、水が垂れるように波打つ。視線を下げていくと、幹の周囲には光沢のある白があり、さらに木と周囲とを鮮烈な赤が覆い、下生えはシルエットとな…
2024年以降に鑑賞した美術館の企画展、コレクション展等を記録しています。随時更新中。【2024年】・1/6 キース・へリング展@森アーツセンターギャラリー・1/7 国宝雪松図と能面×能の意匠@三井記念美術館・1/21 モダン・タイムス・イン・パリ 1925@ポーラ美術館・2/3 私たちのエコロジー@森美術館・2/16 豊島康子 発生法―天地左右の裏表@東京都現代美術館・2/16 MOTアニュアル2023 シナジー、創造と生成のあいだ@東京都現代美術館・2/16 MOTコレクション 歩く、赴く、移動する 1923→2020/特集展示 横尾忠則―水のように/生誕100年 サム・フランシス@東京都…
松谷武判 Takesada Matsutani ■2024年10月3日〜12月17日■東京オペラシティ アートギャラリー 松谷武判(1937-)のお誕生日は1月1日です。まもなく88歳となるお正月を迎える人ですけれど、現在でも新作を発表する等、先鋭に活動を継続している現役のアーティストでもあります。 「具体」に入る前の非常に珍しい初期作品から代表作の数々、そして最近の制作まで、文字通り作家の全貌に迫る充実の企画展。圧倒的に素晴らしいレトロスペクティヴに仕上がっていると感じました。 www.operacity.jp 今から9年ほど前、2015年に西宮市大谷記念美術館が開催した「松谷武判の流れ」展…
○「北斎が紡ぐ平安のみやび 江戸に息づく王朝文学(後期)」(すみだ北斎美術館) (会期:2024年10月22日(火)~11月24日(日)(後期)) ○「鏨の技巧 刀身彫刻の世界」(刀剣博物館) (会期:2024年10月26日(土)~12月22日(日)) ○「久米桂一郎 日本絵画コレクション 銘品選」(久米美術館) (会期:2024年10月26日(土)~12月15日(日)) ○「松谷武判 Takesada Matsutani」 ○「抽象の小径 収蔵品展081 寺田コレクションより」 ○「project N 96 ナカバヤシアリサ」(東京オペラシティ アートギャラリー) (会期:2024年10月3…
土曜日。 いつもの土曜日よりちょっと早起きして 洗濯物を干して、近所の美容室へ。 担当のFさんとお喋りしながら、髪を切りそろえてもらう。 多分、人から見れば何の変化もないんだろうけれど 髪を定期的に切りそろえてもらわないと、ブローが面倒くさい。 マッサージもしてもらって、髪も少し軽くなって、ほのかに いい匂いがする。 いつもはワックスは、つけなくていいです。と言うのだけれど お出かけの予定があったので、「今日はつけて」とお願いする。 「あら?お出かけですか?」 とFさんは爽やかに言って、控えめにワックスをしてくれた。 この日はひっとちゃん家にお呼ばれ。 旦那さんが野球観戦で終日いないらしいので…
彼岸花が見たくなったのでお出かけ。府中の郷土の森博物館で見れるとの事なので府中に。彼岸花、秋の彼岸(9月)の頃に見れるから彼岸花のはずなので、夏の高温の為この時期に満開とのこと。なるほど気候変動…。最寄り駅の府中本町駅から歩いて向かう。20分程度で到着。もっと遠い気がしたのだが、以前は遠回りしたせいだったのかなあ。近い。 府中の郷土の森博物館。開園(開館?)10分前に到着で待ちなし。これはやらかしたか…? と思い入館。幾つかある彼岸花のエリアの内、最初の方のエリアは微妙。これは駄目か? と思ったら、メインエリアは数も多くて大変良かった。人が少ないこともあって落ち着いてみれた。が、ここで大雨。元…
LOVEファッションー私を着がえるとき ■2024年9月13日〜11月24日■京都国立近代美術館 18世紀の貴族男性が身につけたという花柄ウエストコートから、現在も制作が継続されている映像作品まで。貴重な衣服現物と多彩なモダンアート群によって眼と頭を同時に楽しませてくれる企画展です。 www.momak.go.jp 京近美と共にこの企画を実質的に主導している組織があります。ワコール系の公益財団法人京都服飾文化研究財団(KCI)です。多数の展示品を提供しつつ、図録の総論をKCIの石関亮アソシエイト・キュレーターが執筆、個別の作品解説もKCIのキュレターたちがその多くを担当しています。 KCIと京…
東京国立博物館で内藤礼「生まれておいで 生きておいで」を見る。もうなんか正直に言えば自分が正しくこれを理解できているかは全くわからないし何も理解していない、できていないこともあると思っているのだがそんなことはどうでもよいのではないということにした。最初の展示室。きれいといったらそれまでだが、なんかもうここから出なくて良いです、これが私がいる世界の原初あるいは最後だと思ったらこのまま見惚れていたいというきもちになった。次に行くと自分がこの延長に存在しているということの途方もなさとそういう現実の間に気が遠くなった。この中に自分を位置づけるなんて無理なんじゃないかという感覚と、それでもなお存在してい…
東京銀座のコバヤシ画廊で村上早展が開かれている(9月21日まで)。村上早は1992年群馬県生まれ。2014年に武蔵野美術大学造形学部油絵学科版画専攻を卒業し、2017年同大学大学院博士後期課程中退。毎年コバヤシ画廊で個展を続けていて今年が9回目になる。2016年ワンダーウォール都庁で初個展、ついでコバヤシ画廊、東京オペラシティアートギャラリー、アンスティチュ・フランセ東京ギャラリー、中国北京のギャラリーなどで個展を続けている。 受賞歴も2014年のシェル美術賞展入賞、FACE2015の優秀賞、山本鼎版画大賞展で大賞、トーキョーワンダーウォール公募2015のトーキョーワンダーウォール賞、群馬青年…
金曜日。仕事帰りに『スオミの話をしよう』を観る。三谷幸喜脚本演出で長澤まさみ座長でPARCO劇場での鑑賞だったらチケット取れるかも怪しい。そう考えると諸々ありがたい。土曜日。3連休初日は快晴。久しぶりの新宿は中国系のインバウンド客が多く感じる。ピカデリーへ。リチャード・リンクレイター監督作品『ヒットマン』を観る。囮捜査で依頼人が望むであろう殺し屋役を演じることで徐々に己を変貌させていく。グレン・パウエルはなかなか振り幅広そうな役者。 丸井の駿河屋に久々寄ってみるがゲームの棚はスカスカだった。初台へ。『高田賢三 Takada Kenzo』東京オペラシティ アートギャラリー 今は器と衣服の展示を観…
大阪の国立国際美術館にとって、今年(2024年)は受難の年となってしまったようです。設備関連の工事を理由に昨年9月から一時休館に入り、ようやく今年2月から「古代メキシコ展」で華やかに再開したにも関わらず、4月に入ってなんと地下2階展示室で漏水事故が発生。会期途中でコレクション展「コレクション2 身体———身体」を打ち切って以降、B2展示スペースを閉鎖せざるを得ない事態となっています。 漏水の原因は皮肉にも上記工事の影響と推定されるようです。この工事はお隣の大阪中之島美術館とここをつなぐブリッジとデッキの増設に伴うもので、少し工期が長引いたようですが、9月中旬現在、完成しています。なんとか漏水防…
髙田賢三 夢をかける 東京オペラシティアートギャラリーにて。賢三はいいね。 Aya Nakamura 儀式のための作品 creations metalliques 代田橋 galleryDEN5 にて。久方ぶりに訪れた。
いろんなことに手を出し(つつ)あるので、少し遠ざかっていたAudibleで。 「よくわからないけど、あきらかにすごい人」 穂村 弘 著 Amazon.co.jp 現代短歌の代表者である著者が、様々な分野で活躍する人たちを尋ね、「創作者」として対峙する対談集。 「様々な分野」と書いてしまったけれど、漫画を読まない私にとって、ここに登場する3名の漫画家の方々は(勿論名前は知っているけれど)殆ど思い入れがなく、逆にファンの人なら「あぁ、この人と直に会ったんだ!」となるでしょう。その「あの神様みたいな人と直接会って話してるんだ!」という著者のドキドキやワクワク感が素直に伝わる一冊。 なので漫画なら漫画…
生活 試験勉強を始める コンテンツ 東京オペラシティアートギャラリー『宇野亞喜良展』(展覧会) 弥生美術館『マツオヒロミ展 レトロモダンファンタジア』(展覧会) 生活 試験勉強を始める 仕事に関わる資格を取ろうと思い立ち出願。試験は8月末。理系の勉強はド文系には難しいが、実務経験のおかげで今のところどうにかなっている。試験まで勉強のモチベを落とさず頑張りたい。 コンテンツ 東京オペラシティアートギャラリー『宇野亞喜良展』(展覧会) 宇野亞喜良のすべての絵仕事を網羅すると言っても過言ではない、ものすごいボリュームだった。小松菜奈みたいなアンニュイな女の子の絵が有名だと思うけど、こんなに絵柄・タッ…