教育効果と学生の制作意欲の向上を目的として始められた東京五美術大学連合卒業・修了制作展を開催している美術系学部を持つ5つの大学のこと。多摩美術大学、女子美術大学、東京造形大学、日本大学、武蔵野美術大学の5つの私立大学が参加している。日本大学は芸術学部以外の学部がある総合大学だがそれ以外はいわゆる美術大学である。
会期2月26日(土)~3月5日(土)の一週間なので(月曜は休館日)、自分が訪問したのが最終日。 それもあってか、場内は多くの、特に若い人で賑わっていた。 コロナの影響もあり、ここ数年は行けたり、行けなかったり。 「卒展」のハナを切る「藝大」のそれに至っては事前予約が取れずに行けず仕舞い。 早く、通常の状態に戻って欲しいものだと切に願う。 それはさておき標題展。 何時も思うのは、独創性ありまくりのもの、インパクトがあるもの、キャッチーなもの、映えるもの、の違い。 あとあと、思い起せるのはやはり前二つの何れかを持つ或いは兼ね備える作品。 で、今回で言えば「多摩美」の『岡本莉奈』による〔平等の標本〕…
通称「五美大展」 この時期、東京では美術大学の卒業制作展が毎年開催される。いつかは忘れたけど、10年以上前に初めて行ったとき、その自由さに衝撃を受け、以来毎年通うようにしている。 手抜きではないかと議論になった今年のポスター。でもこれもアートなんじゃない。わざとこういうのを描くのって難しいと思うけど。 今年も各学校から力作が沢山揃っていました。 今年の個人的学校賞は東京造形大学。 まず目に飛び込んできた際どい作品。 狂ってるぜ! 細かいところまで綺麗に描写された作品。 プロレスしながらアートをしたらこうなりました。 ペット愛と飼い主のエゴを表現したのかな? こちらは性的表現が強い作品。真面目な…
メトロポリタン美術館展 東京五美術大学 連合卒業・修了制作展 メトロポリタン美術館展 1870年に創立されたアメリカ・ニューヨークのメトロポリタン美術館は、先史時代から現代まで、5000年以上にわたる世界各地の文化遺産を包括的に所蔵しています。本展では、同館を構成する17部門のうち、ヨーロッパ絵画部門に属する約2500点の所蔵品から、選りすぐられた珠玉の名画65点(うち46点は日本初公開)を展覧します。15世紀の初期ルネサンスの絵画から19世紀のポスト印象派まで、西洋絵画の500年の歴史を彩った巨匠たちの傑作が、一挙来日します。(公式サイトより) アメリカのニューヨークにある「メトロポリタン美…