事前調査で文化センター通りに東京市電氣局の境界石が4ヶ所に設置されているらしいことが分かっていた。本題に入る前に東京市電氣局のことを説明しておかなければならない。 と言っても、人の受け売りだが・・・。 1911年(明治44年)8月1日 - 東京市(当時)が東京鉄道株式会社を買収。東京市電気局を創設し、路面電車(市電)事業と電気供給事業を開始。 文化センター通りを走っていたのは、1914年(大正3年)5月7日に専用軌道で開業した東京市電角筈(つのはず)線。東大久保~角筈間で、途中に天神前、前田甫、新田裏、北裏通の電停が設けられていた。 1970年(昭和45年)3月に廃止されるまでの間には色々経緯…